「エボニー45S」が出来上がり、早速、撮影とフィルム現像に取り掛かるべく、フィルムを買いに行くと、有効期限2014年11月のネオパンACROS100が1箱1000円なので、2箱購入。敷地が広いわりには人気のない東京農工大農学部に出かけて、とりあえず、実効感度はISO80と仮定し、12枚撮影したのです。
そして今日、コンピプランを用い、Tmaxデベロッパーでフィルムを現像しました(現像液注入に30秒近く掛かりそうなので、とりあえず、1:9希釈で21℃、8分としました)。
停止・定着・水洗・乾燥を経て、ネガを見ると、なんとなく、うまくいったという感触ですが、ふと、
ACROSの裏書きに目をやると、「TmaxRSデベロッパー」の現像時間しか記載されていません。さらに「http://wwwjp.kodak.com/JP/plugins/acrobat/ja/professional/products/films/TSC0433-T-MAX.pdf」では、「T-MAXデベロッパーでロールサイズのコダックプロフェッショナルT-MAXフィルムや他の殆どの連続階調白黒フィルムの処理ができます。このデベロッパーをシートフィルムの処理には使用しないで下さい」と記載されています。
これって、 ACROS100のシートフィルムをTmaxデベロッパーで現像することは、禁忌とされているという意味なのでしょうか? シートフィルムには、TmaxRSデベロッパーを使わねばならない、ということなのでしょうか? どなたかご教示ください。
(Tmaxデベロッパーは、「ハッセルブラッド+TriX400」用に3本ほどストックがあったので、軽い気持ちでACROS100シートフィルムにも使ってみただけです。)
「実効感度ISO80」は、知合いのエボニー45Sユーザーからの借用です(なんら根拠はありません、暫定的な処置です)。
「1:9希釈で現像時間21℃、8分」も、「http://filmdev.org/recipe/show/6628」から推算しただけで、なんら根拠はありません。こちらも暫定的な処置です。
1 フィルムの現像条件は現像液の種類、希釈率、時間などきわめて多くの組み合わせが可能ですが、とても全てを試すわけには行きません。 何らかの情報を参考にして組み合わせを選んだら、フィルムの実効感度を求め、つぎに現像時間を求めます。 その手順をシステマチックに示したのがゾーンシステムの講座です。
返信削除新しいカメラを手に入れて早く撮影したいお気持ちは良くわかりますが、まずその手続きに従ってご自分の条件をきめることが大切です。
2 TMAXデベロッパーでシートフィルムを現像すると、乳剤面に「ダイクロイック フォグ」という変色が生じるそうで、そのためにRSデベロッパーができたそうです。
しかし、実際に問題が生じなければ、自己責任で使っても良いのではないでしょうか。
RSの件など、コメント、ありがとうございます。zone1を定義する「実効感度」、zone8を規定する「現像時間」を、まずは確定しなければと思いつつも、勇み足がとまらず、すでに40枚ほど撮影、現像している次第です。45Sでの撮影とコンビプランでの現像を手早く行えるように、引き続き60枚ほど練習し、常用するフィルムと現像液を決めましたら、先生に、濃度計を用いた実効感度と、確定したその実効感度に基づいた現像時間を調べていただこうと考えております。
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