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2014年3月30日日曜日

この指とまれ 第一回

都内でも桜の咲き始めた29日の土曜日、Kさんの提案になる「この指とまれ」方式で、有志が銀座から六本木を中心に写真のギャラリーを巡りました。 参加者は4人、丁度よい人数でしょう。

14時、並木通りのギャラリー・ミハラヤで「金井杜道展 ネパール風景」 (当日最終日)

1978年にハッセルのSWで撮影されたネガから最近プリントされたという作品で、イルフォードのウォームトーンを使ったということでした。 数点を除いては超広角レンズを意識させない、ゆったりとしたアングルで撮られた風景と、彼地の人々の表情です。
 
 
次はいささか敷居の高いシャネルに行き、「リリアン・バスマンの仕事」展 (4月10日まで)
ハーパーズ バザーなどで活躍したというファッション写真家の回顧展ですが、写真というより写真を素材にしたイラストレーションという趣でした。
 
地下鉄で六本木に移動。 AXISビル2階のタカ・イシイギャラリーで アービング・ペンの「Cigarett」 (4月19日まで)
 
タバコの吸殻をクローズアップしたプラチナプリントが並びます。
「1個のケーキを撮ることだってアートになりうる」という作者の言葉に勇気づけられます。
 
バスマン、ペンともに、1917年生まれでファッション写真分野で活躍した写真家でした。 折に触れ先達の作品を観ることはよい勉強になります。
 
1階上がって、最近オープンしたIMAコンセプトストア。 森山大道ワークショップが開催中らしく、ご本人の姿も見受けられました。
広いスペースには膨大な写真集やオブジェなどが展示されています。 タンポポの綿毛をアクリルで固めたオブジェは「いったいどうやって作るのだろう?」と、盛り上がりました。
 
個人的には Janet Russek The Tenuous Stem という写真集が気になりました。 帰宅してから調べると、相当なキャリアの写真家のようです。 

 

みなさん疲れ気味なので、お茶を飲んで17時半に解散。

暗室を作りたいというIさんの質問に、いろいろなヒントが出るなど、有意義な午後になりました。

4 件のコメント:

  1. 数名でのギャラリーめぐり、楽しい時間を過ごしました。見学後のお茶の時間での皆さんとの会話、勉強になりました。機会がありましたら又計画します。有難うございました。

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  2. その暗室ですが、家のリフォームとともに、5月の第2週には出来上がります。必要な機材はN先生とゾーンシステム倉庫から購入します。ベセラー45のネガキャリアは、経験豊かなK氏から下賜されることになっています。それでもセーフライトが足りません。セーフライトが余っている方、安価でお譲りください。

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  3. 六本木IMAコンセプトストアと恵比寿「めぐたま」は、昨日4月15日の日経夕刊にもかなり大きく取り上げられていました。写真に興味を持ってくれる人が増えるといいですね。

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  4. WindowsXPサポート終了の4月9日に、ビッグカメラへパソコンを買いに行くと、品切れ続出。展示品しか残ってないというので、2割引きで購入。車に積んで帰宅して、すぐにメールの再設定したまでは良かったが、多くの方々のメルアドを旧パソコンから新パソコンへ移し替えるのを忘れたまま、旧パソコンを廃棄。研究会にアクセスしても名簿が削除されているし、ネガキャリアがほしいのに、どうしたらK氏とコンタクトできるか思案投げ首。すいません、Kさん、お手すきの時に、ちょっと八王子に空メール、送ってください。

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