渋谷を中心に、国道246沿いで二つの写真展にお邪魔しました。
雨宮一夫 ELEMENT
モノクロームギャラリー レイン http://monochromegalleryrain.com/
作家が長年に亘ってつくり続けたプラチナプリントの集成です。 異国の街角、身近なものなど素材はさまざまですが、作家の感性によって拾われた物たちは闇のなかから妖しい光を放っています。素材の紙にもこだわったプラチナプリントはとても魅力的です。
11月29日には作家によるトークショーもあり、技法などについての質問もウェルカムだそうです。
もう一つはがらりと雰囲気も変わり、明るいギャラリーでのグループ展。 アートフォトグラフィ アジア 展にお邪魔しました。 (11月17日まで)
https://www.facebook.com/artphotoasia/
グループ展の醍醐味は、おなじみの作家の新しい試みに接することもありますが、思いがけず未知の作家のすばらしい作品にめぐり合えることにもあります。 今回は樹の枝の表現を追及した作品や、古い大工道具をサイアノプリントで表現した作品などにインスパイアされました。
新宿から四谷にかけてはすでに写真ギャラリーの回廊が形成されていますが、それとはべつの、ファインアートを標榜する写真の街が青山通り周辺に出来つつあると感じます。(勝手な願望でしょうか・・・)
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