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2016年2月20日土曜日

「自然の鉛筆」を読む

写真の発明から現在に至るまで、その技術の発達はより早く、容易に画像を記録することだったと改めて思い起こさせる、そんな展示が横浜市民ギャラリーあざみ野で開催中の「『自然の鉛筆』を読む」でした。(2月21日まで)

当時のプリントばかりではなく、カメラルシダ、カメラオブスキュラから様々なカメラや現像器具など、現在見てもそれほど変わらないもの、逆に何に使うのか見当もつかないものなど、アナログ写真に関するものを網羅したコレクションの展示が楽しめます。
今では写真を撮ることにだれも不思議を感じないのですが、それも200年近い工夫や発明の積み重ねがあってこそのことでしょう。

ただ、あまりにも内容が膨大なせいか、係のご婦人に「カロタイプは引伸ばしプリントが出来たのですか?」という極めて初歩的な質問をしても即答が難しいようでご迷惑をかけてしまいました。
できれば簡単な技術史年表のようなものも展示していただけると、こちらの頭の整理にもよかったと思った次第です。

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