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2017年5月29日月曜日

新緑と残雪の撮影会 @妙高高原

ゾーンシステム研究会で今年3回目となる「新緑と残雪撮影会」を行ないました。
柏崎に住む藤田会員の強い勧めにより、場所は妙高高原に決定。日程も藤田さんの下見の結果、5月27、28日になりました。

1日目: いもり池~苗名滝~黒姫近辺
一部の人は前日から現地入りしましたが、あいにくの空模様でほとんど下見に終ったそうです。27日もどんよりした天気ですが、白黒で撮るには光が回って程よい条件です。
朝早くから撮影していた前日組みと、土曜日の早朝に東京を発った当日組みは「いもり池」で合流。背景の山々は雲で見通せないので、周辺の白樺などを撮影。


赤倉温泉ホテル無門で朝食をとって撮影再開。田植え真っ最中の田圃などを撮りながら、苗名(なえな)の滝へ。雪解けの水量が豊富で、迫力は相当なものでした。
午後になり、本日の最終ポイントの黒姫方面に向う途中、材木の伐採現場に遭遇。現場で樹皮をむかれた木の肌が美しく、許可をもらっての撮影となりました。普通では見過ごしてしまいそうな題材に美を見つけ、それを表現するプロセスの大切な訓練です。


本日の撮影はこれにて終了。ホテル無門の温泉につかって疲れを取りました。

2日目: ホテルにて人物撮影~笹ヶ峰~乙見湖周辺

ホテル無門のFox Shayah (シャーヤ)さんは、絵のモデルも務めたことがあるというひと。早速頼み込んで俄かモデル撮影会となりました。(今年の写真展テーマは人物です! お忘れなく)
カメラと言えばデジカメかスマホが当たり前の若い世代にとって、オールドファッションの大判カメラはどう見えたでしょうか。

本日の撮影地は笹ヶ峰周辺。藤田さんによれば「三脚を立てたところが撮影ポイントだ」という風景写真に最適の場所だそうです。天気もピーカンになってきました。

まず、キャンプ場の駐車場で、残雪の山をみつけ、これを題材に撮り始めました。形の面白さ、雪のテクスチャの表現がポイントになります。

乙見湖(笹ヶ峰ダム湖)やその周辺で残雪と鮮やかな新緑の白樺などを撮って、ほとんど一日。新緑を表現するためのグリーンフィルター、青空や雲を際立たせるためのオレンジフィルターなど、フィルターワークの的確さが求められ、とてもよい勉強になります。

3時ごろには撮影を切り上げ、電車で帰る人を妙高高原駅まで送って解散となりました。
未だ撮り足りない人もあり、数名はもう一泊することになりました。

冬場はスキーなどでにぎわう赤倉温泉も、このシーズンはすいています。前出のShayahさんも海外からの観光客を招く活動をしているとか。
新緑が目にしみるすばらしい風景が印象的な撮影会でした。

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