秋晴れのさわやかな土曜日、都内のギャラリーを巡りました。
まず、PGIの圓井義典展「天象(アパリシオン)」。日常のなにげない風景と、意味ありげな花のアップが並んでいます。ギャラリーの解説には「事物と作者の関わりの結果としての画像の羅列、一般的な意味に交換できないスナップショットの連なりに、見ている私たちは知らず識らずそこから一つの意味を見出そうとするはずです。」とあります。写真一点ずつではなく、そのつながりを読み取ることが求められているようです。かなり難しい・・・
骨董通りのギャラリーストークスでは服部一人「Days in Africa」。現地で何年も暮らして撮影したという力作。アグファの印画紙がなくなると知って買い占め、冷凍保存しておくほどのこだわりを持つ作家です。
天気が良いので六本木通りから渋谷を通り越し、池尻大橋のモノクロームギャラリーレインまで歩きました。泉大悟 「Gelatin Silver Print」 展。おもにヨーロッパの街角でとらえた光が主役です。静謐なイメージはハマースホイを思わせるものもあり、楽しめました。
ギャラリーで道順を教えてもらい、さらに下北沢までも歩いてみました。表参道から通算すると60分以上は歩いたことになります。一日中マスクを着けていても、さわやかな気候のおかげで気持ちよく歩くことが出来ました。
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