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2022年12月24日土曜日

ワイズクリエイト来春廃業、店舗最終営業は12/27

 ゾーンシステム研究会の写真展情報をとりあげていただいたこともある、大中判カメラ専門店「ワイズクリエイト」が来春廃業します。店舗の最終営業日は12/27です。












店舗では出版物、オリジナルグッズ、委託中古品の販売が実施されています。閉店に備え値下げされており、店主の木戸さんによると「だいぶ売れてしまった」そうです。気になる方はお急ぎください。(ネット販売は1月までの模様です)

http://www.yscreate.co.jp/

もともとプロユースが多かった大判カメラの解説書は、玄光社から多く出版されていますが、プロを対象としたものがほとんどでした。そんな状況の中、2008年ワイズクリエイトから「大判カメラマニュアル」が出版されました。35mm/中判からステップアップしたアマチュアにはわかりにくいアオリ操作について、写真を多用した解説がされており「親切」「労作」という形容詞がぴったりの本です。アマチュアの大判カメラユーザには必携の書と言えます。












12/22に店舗を訪れ、店主の木戸さんに「初心者が撮影技術を身につけるため数をこなす必要がある。大判はデジタルと違い現像があがるまでタイムラグがあるので、それが難しい。」という悩みを相談してみました。

木戸さんから「現行のインスタントフィルムinstax wideをグラフレックス規格の大判で使えるフィルムホルダー(LomoGraflok※)があるので、つかってみては?」という悩みがスッキリ解消できる情報を教えていただけました。著作からも感じられる、アマチュアによりそった「親切」な対応で、感激しました。

※LomoGraflok 公式ページで12/25まで特価販売中。公式ページの説明はスペックがさっぱりわからないですね、以下の動画がわかりやすいと思います。かなり厚みがある様子だが、愛機WISTA45Dでつかえるだろうか?(注文したので年内に届く予定)
https://www.youtube.com/watch?v=UkSsvNTiG2U

※2019年出版の「東京下町界隈 カメラ散歩」の訳あり品が特価だったので購入しました(残り2冊だったので、もうないかも?)。こちらも、「これでもか」という分量の写真/説明にくわえ、QRコードによる散歩動画、技術解説動画もあり、下町通になれそうです。オススメします。

1 件のコメント:

  1. LomoGraflokの使用結果もぜひレポートしてください。

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