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2023年1月9日月曜日

LomoGraflok実写結果

LomoGraflokにはinstax wideフィルムを使います。2021年期限切れのモノクロフィルムが格安で手に入ったので、実写してみました。縦位置でとったので、フィルムホルダーがwistaに対してぶかぶかな点は気になりませんでした。

露光せずに現像してみましたが、最大黒濃度が圧倒的に足らない感じです。フィルムの品質劣化のせいか、もともと「そういうもの」なのか?よくわかりません。カメラ店に置いてあるサンプルも最大黒濃度はいま一つだったので、「そういうもの」の可能性が高いです。
カラーのサンプルはきちんと黒がでているので、instaxはカラーのほうがいいかもしれません。箱に書いてあるISO800で露出計の出た目で撮影したら一絞り半アンダーでした。一絞り半プラスしてなんとかなりましたが、ラチチュードがとても狭いです。なかなかぴったりの露出にきめるのは大変でした。拡大すると、細かい部分まできっちりプリントされています。

このフィルムを何に使うか?という点は悩みますね。普通のフィルムと、1)フランジバック、2)画面サイズ、3)感度・ラチチュード、全部違うので、普通のフィルムの失敗防止のため使うという使い方は無理だと感じました。迅速に結果が見えることを利用して、大判カメラのアオリ操作の習得に使うとかが考えられます。また、アオリ操作で得られるパンフォーカス×インスタントの色の柔らかさ活かした表現のためつかうのもありますね。

気になるのは、必須となるinstax wideフィルムの供給状況ですね。量販店にしかありません。フィルムはカラー(白枠)10枚1600円程度、カラー(黒枠)10枚2000円程度、モノクロ(白枠)10枚2200円程度の3種類ですが、ビックの川崎店ではいずれも売り切れでした。ヨドバシの川崎店では3種類売ってました。キタムラではwideは扱いがありませんでした(miniとスクエアのみ扱い)。3Dプリンタでスクエアフィルムも使えるようにする改造をされている方もいますので、wideの供給状況をみるとやってみる価値があるかもしれません。
https://www.printables.com/en/model/276605-lomograflok-instax-square-mod/files

-備考-
同梱のカードのQRコードを読むとわかりますが、lomograflokの説明書は以下にあります。参考まで。https://downloads.lomography.com/get/nqr09vr0

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