いつもながら銀塩の漆黒に満たされたプリントを堪能できます。作品を鑑賞するには、眼が暗順応するまで、しばらく見つめていなければならないようです。
タイトルにelsewhereとあるように、何処か他所の世界に引きずり込まれます。キャプションには撮影地と思しき地名が書かれていますが、それは記号としての意味しか持たないようです。
ギャラリーには内藤先生の教え子で感材メーカーに勤めていた方や、オルタナティブプリントで日本を代表する作者がおられ、作品鑑賞はそっちのけで楽しいお話が出来ました。
そんなわけで会場の写真を撮るのを忘れてしまいました・・・


