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2014年12月10日水曜日

江古田から中野坂上へ

新宿から四ツ谷にかけて、甲州街道沿い=地下鉄丸の内線沿いに「写真ギャラリーベルト」ができています。 量ではそれと比較すべくもないのですが、地下鉄大江戸線の新江古田から中野坂上、そして新宿に質の高い写真を観られるギャラリーが点在しています。

江古田 日本大学芸術学部 芸術資料館
「卒業生によるオリジナルプリント展」 ・・・ 12/5終了

篠山紀信、高梨豊、沢渡朔、小川隆之、深瀬昌久・・・ かつてカメラ雑誌でしか見たことのなかっ た「懐かしい」プリントが並んでいます。 写真そのものより、この写真を雑誌などで観たときの、時代の記憶を反芻することになってしまいました。

中野坂上 写大ギャラリー 「肖像 - 対峙する視線」 (12/26迄)
タイトルにあるように、こちらを見つめている「カメラ目線」の肖像写真。
怒りで唇が震えているような梅原龍三郎(このエピソードは六本木の富士フイルムスクエアで開催中の「土門拳 二つの視点」で詳しく紹介されています。)など、おなじみの写真も多いのですが、同じく土門の撮ったイサム・ノグチの大きな瞳が印象的でした。

ついでに、新宿ニコンサロン・・・
金村 修写真展 Ansel Adams Stardust (You are not alone)   ・・・ 12/8終了

暗室のごみ箱から拾ってきた印画紙を壁一面に貼り付けたような展示です。 或いは、津波で流されたプリントのようにも見えました。 新宿や渋谷などの繁華街のスナップショットが主題のようです。  色々と文章もたくさん書いてあるのですが、小生の知能ではよく理解できませんでした...

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