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2018年9月22日土曜日

ミケランジェロと理想の身体

国立西洋美術館で会期末間近に「ミケランジェロと理想の身体」展をみました。
とはいっても、ミケランジェロの作品はたった2点・・・ パンフレットによれば大理石像は世界中に三十数点しかないので、これは大変なことなのだそうです。たしかに運送だけでも平面物とは比較にならないほど大変な作業でしょう。
程よい混雑加減で、ゆっくりとみることができました。

会場には古代の彫刻も並んでいますが、表現の精密さや力強さではミケランジェロの時代と区別がつきません。「ルネサンス」という言葉が「復興」を意味することを改めて実感させられました。
美術館の庭や常設展示ではロダンの彫刻も多くみられます。この数百年で、彫刻に求められるものが大きく変わったことも比較できました。

常設展も含めて歩き疲れた後は、ロビーの寝椅子でゆっくりできます。美術館を設計したコルビュジェの協力者シャルロット・ペリアンのシェーズロングは本当に寝てしまいそうなほど心地よいものでした。

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