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2025年2月24日月曜日

川村賢一写真展 Once Upon a Time in America

 この数日、半世紀前のフィルムから作った写真展を観る機会が続きましたが、今日はJR三鷹駅近くの「ぎゃらりー由芽のつづき」で川村賢一写真展 Once Upon a Time in America を拝見しました。

お話によると1980年の一か月間、アメリカ東部をグレイハウンドバスで撮り歩いたということです。建築士である作者の視点は構成的でスキがなく、見事です。また街角のスナップショットの一瞬の切り取りが、いかにもこの時代を感じさせるものになっていました。

膨大なフィルムをスキャンして過去の作品をよみがえらせ、こうして展示することも重要になってくると感じた次第です。


2025年2月23日日曜日

慶応大学カメラクラブOB 三人展など

 JCII地下のクラブ25で開催中の写真展にお邪魔しました。出展者のおひとり・伊藤さんが、以前研究会の写真展に来場いただいたご縁です。

他の方はデジタルカメラで撮影しているなか、おひとりだけ銀塩フィルムで撮影し、それをスキャンしてプリントしているそうです。

「街の記憶」をテーマに、表通りからは見えない、ひっそりと佇む風景をとらえています。令和になってから撮られた写真も、懐かしく感じるのがフィルムならではなのでしょう。

片隅には50年前のネガからプリントした作品も少し展示されていましたが、かなりビネガーシンドロームに侵されてしまっているそうです。


半蔵門を辞してから表参道のギャラリーストークスで鈴木孝史先生の展示に伺いました。鈴木先生も半世紀前のネガからプリントしておられましたが、コダックのフィルムは殆どビネガーシンドロームを発症しないとか。

今更わかっても、あとの祭りです・・・



2025年2月5日水曜日

ワイドフィールドエクターの修理

 10年近く前に入手したワイドフィールドエクターは、シャッターが相当くるっていましたが、夕景などで長時間露光が多くだましだまし使っていました。

最近、昼間も!撮ることが増えてきたので、意を決して調整を頼みました。以前は九段下にあったTOYOカメラサービスですが、最近移転されたようです。

宅配便で送って待つことしばし、調整が出来てきました。これで安心して撮影できます!

調整前は相当狂っていました。とくに1/2秒や1秒はバルブになるありさまでした。 内部は相当さびていたそうです。
もともとシャッターレバー先端の小さな指あてが欠損していたのですが、戻ってみるとちゃんとついていました! 感謝!