JCII地下のクラブ25で開催中の写真展にお邪魔しました。出展者のおひとり・伊藤さんが、以前研究会の写真展に来場いただいたご縁です。
他の方はデジタルカメラで撮影しているなか、おひとりだけ銀塩フィルムで撮影し、それをスキャンしてプリントしているそうです。
「街の記憶」をテーマに、表通りからは見えない、ひっそりと佇む風景をとらえています。令和になってから撮られた写真も、懐かしく感じるのがフィルムならではなのでしょう。
片隅には50年前のネガからプリントした作品も少し展示されていましたが、かなりビネガーシンドロームに侵されてしまっているそうです。半蔵門を辞してから表参道のギャラリーストークスで鈴木孝史先生の展示に伺いました。鈴木先生も半世紀前のネガからプリントしておられましたが、コダックのフィルムは殆どビネガーシンドロームを発症しないとか。
今更わかっても、あとの祭りです・・・
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