今年も江東区文化センターで開催中のTokyo 8x10 Exhibitionにお邪魔しました。
例年通り、銀塩、湿版、フラットベッドスキャナをカメラのフィルム面に置いて直接読み込んだもの・・・と、様々な手法の労作が並んでいます。最低限の共通項は「大判カメラをつかった作品であること」でしょうか。
中で興味をひかれたのは、1900年製のHypergon 60mm f22超広角レンズによる作品でした。センターNDとレタッチの成果とはいえ、周辺光量落ちもかなり補正されています。そして驚くのはそのシャープさです。白黒作品なので色収差などは判りませんが、100年以上昔のレンズとは思えない描写でした。思わずマネしたくなりましたが、普通の8×10カメラではピントも出せないとのことで、すんでのところで思い留まりました。会場では偶然ゾーンシステム研究会を休会中の3人と顔が合いました。みなさんそれぞれ写真は続けておられるようです。
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