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2025年12月26日金曜日

ケントメア PAN200フィルム

 フィルムの値段が天文学的になっている昨今、白黒ブローニーで唯一?1000円以下の貴重な存在がケントメアフィルムのようです。(2025年末現在)

ゾーンシステム研究会のなかで評判が良いので、自分も試しにPAN200を使ってみました。

一発勝負だったので実効感度は100に設定、現像はSPD1:1希釈 11分としました。(イルフォードHP5+で標準的に使っている現像条件です。実効感度は250)

現像を始めると前浴の排水が全く着色しないので、何かを間違えたかと嫌な予感がしましたが、一応無事にできたようです。ネガを見ただけの段階では、現像オーバーになった印象ですが、ベース濃度がずいぶん高いですね。アクロスと比較すると0.1以上は濃いようです。

どうやら35mmフィルムと同様、裏面のハレーション防止層を省略してあるようです。材料を共通にすることでコストダウンを図ったのでしょうか?

アクロスに濃度0.1NDフィルターを重ねたものより、ベース濃度は高いようです→


2025年12月23日火曜日

篠田烈写真展 デジャヴュ 記憶の街 と 日芸教員作品展 SKY VIII

 師走の一日、ギャラリーバウハウスとソニーイメージングギャラリーを巡りました。

篠田烈写真展 デジャヴュ 記憶の街

題名からも想像されるような、遠い記憶の中をさまようような、懐かしいイメージに満ちています。ギャラリーのあるお茶の水周辺は学生時代に通い慣れた街なので、一層その感じが強いのかもしれません。(作品はギャラリー周辺だけにとどまりませんが)

作者とお話しすると、以前ゾーンシステム講座を受講したとのことでした。思い描くイメージを印画紙に定着する技術はさすがとお見受けします。ガラス窓越しの風景は、過去と現在の二重写しに通じるのかもしれません。

ギャラリーのショーウィンドウを撮ると映り込みが目立ちますが、最近のPhotoshopではこれを自動的に除去してくれるので、試してみました。

 ← 元の画像← Photoshopによる映り込み除去(中心付近の拡大)

たしかにきれいにはなりますが、記憶のあいまいさといった雰囲気が消えてしまうようです。

** お茶の水から地下鉄で銀座へ **

初めて入るソニーイメージングギャラリーはビルの6階で、街にあふれる外国人観光客もあまり入ってこない?落ち着いた空間です。

日芸写真学科の先生方の作品は、対象や表現にそれぞれの個性があり、たいへん見ごたえがあります。経歴を拝見すると、みなさん企業などで実践を積んだうえで学校にもどり教えておられるようで、その力量にうなずけます。

プロフィール写真に、サン=ラザール駅裏でジャンプする場面がありますが、自作自演だと種明かしをしてもらいました。なるほど!