このブログを検索

2017年10月23日月曜日

Un-known

知人のお二人が下北沢で写真展を開くので、しばらくぶりに足を運びました。
駅からはほんの数分でたどり着く場所ですが、入口を探して少し迷いました。かなりにぎやかで年季の入ったビルの外階段を登った3階です。

世田谷区北沢2-30-11 北沢ビル3階 バロンデッセ ラテ&アートギャラリー
秋田佳則・薬真寺昭彦二人展 un-known
10月29日まで

ギャラリーは六畳ほどの部屋に区切られており、その中の四室を使って展示してあります。一面白く塗られた小部屋は展示スペースとして魅力的です。

作者はどちらも写真関係の仕事を長く勤め、知識も技術も確かな方です。何気ない風景を切り取った不思議な感じにあふれており、下北沢という街にピッタリの印象です。

薬真寺さんの写真はかつてのコンポラ写真にも通じる視線で人々を暖かくみつめており、一方で秋田さんの写真は殆ど人気のない、謎めいた風景が中心となっています。この作風がコラボレーションすることで1+1が2以上の効果を挙げています。

展示は本日(10月23日)からですが、昨夜は台風が真上を通過する中での搬入作業で大変だったとか。



 辞去した後、しばらくぶりに下北沢を歩いてみました。戦後の闇市の雰囲気を残していた商店街も先日撤去され、広場が広がっています。この風景もこれから大きく変っていくのでしょう。


で、もう一つの目的であった下北名物「アンゼリカ」のパンを買おうと南口に出たのですが、いくら探しても店がない! 帰ってから調べると7月に閉店したということでした。カレーパンが人気の店だったので、ちょっと残念です。

0 件のコメント:

コメントを投稿