六本木のフジフイルム・スクエアで開かれているアンセル・アダムス展は12月6日までです。アダムスのオリジナルプリントをこれほどの規模で観られるのは、1999年の日本橋三越、2006年の名古屋ボストン美術館以来のことでしょう。
オリジナルプリントを見るだけでなく、各所にちりばめられたアダムスのメッセージにも背中を押されたり、頭をたたかれたりします。
なかでも
「写真は撮るものではない、創るものだ。 You don't take a photograph, you make it.」
「プリントだけが作家の意図とメッセージを表わしている。」という言葉には改めてアダムスの意思を強く感じます。
研究会の写真展を前に、プリントに行き詰った会員は(そうでない人も)必見であると強くお勧めします。必ず大きな刺激をもらうことでしょう。プリントの完成度の高さばかりでなく、それを仕上げるために払われた努力の大きさがが伝わってくる展示です。
観おわってからクリスマス一色になってる街を歩いて六本木ヒルズへ。ドイツのマーケットを再現したという一角で、ソーセージやチョコレートなどで一服しました。
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