このブログを検索

2019年5月29日水曜日

空港のX線検査

1週間ばかりの海外旅行から帰国しました。
ブローニーフィルムを十数本持っていったので空港のX線検査が心配でしたが、写真のようにジップロックに包み、セキュリティチェックの前に"Hand check, please."といって差し出せば大抵は目視で検査してくれました。
往復合計4回のチェックのうち、1回だけフランスの地方空港では「オーケー」といいながらそのままX線を通されましたが、まあ大丈夫でしょう。
フィルムカメラなど見たこのない人も多いとは思っていましたが、同様にTMAXの検査を頼んでいる中国人と思しきカメラマンもあり、まだまだ一定の需要はありそうです。

5月28日の夕刻に羽田に戻りましたが、「トランプ大統領が帰ってくれてやれやれだ・・・」という空港職員の会話もきこえてきました。もう少し早く着いたら大変だったかもしれません。
さて、これからの現像も大変です。

追記: ぼちぼち現像を始めました。イルフォードHP5+をEI250設定で使いましたが、X線の影響はなさそうです。

2019年5月20日月曜日

渋谷の変貌と藤田修展

研究会の今年のテーマは「都市の変貌」ですが、渋谷の変貌も激しいものがあります。かつて「エピキュラス・ホール」というレコーディングスタジオがあった辺りから見下ろすと、街の一角が丸ごと取り壊されている様子を眺めることができます。ここで録音された「水野修孝 ジャズ・オーケストラ’75」というLPを聴いたときの驚きはいまだに忘れることができません。(値段から2枚組みと思い込んで買ったら1枚だったこと、録音溝の幅が恐ろしく広いことも!)

そんなことを考えながらR246を下って池尻まで歩き、モノクロームギャラリーレインの「藤田修 KARAZURI」展へ。
届いたDMはほとんど真っ白で、どんな展示かわからずにお邪魔したのですが、この「KARAZURI」というのはフォトポリマーグラビュール技法の応用で、詳しくは6月1日にアーティストトークがあるそうです。https://monochromegalleryrain.com/

ギャラリーでは写真家のD氏と偶然お会いしていろいろお話を聞くことができました。

2019年5月13日月曜日

かいつぶり

近所の公園を歩いていると、池の周りに望遠レンズや双眼鏡をもったひとたちが集まっています。
きけば、カイツブリのヒナが5羽かえったのだそうでそれを撮っていたのですね。(この写真には写りませんでしたが)
何年か前にテレビで放映されてから人気も上昇気味です。

2019年5月11日土曜日

2019年5月7日火曜日

冨永晋写真展 eight years after

世の中の十連休も開けた5月7日にキチジョウジ ギャラリーで「冨永晋写真展 eight years after」を観ました。http://kichijojigallery.com/

同じ作者による展示は毎年開かれており、出来る限り立ち寄るようにしています。
一見のどかな田園風景が広がっていますが、あれから8年経っても撮り続け、かつ展示し続けることが大切なことだと感じます。
写真にはほとんど人が写っていませんが、周囲には復興作業をする人たちが大勢いたそうです。入れる場所も私が想像する以上に増えているようですが、津波で流された車がそのままになっているところもあります。
令和になっても撮り続け、展示し続けてほしいと思いながら辞去しました。

2019年5月4日土曜日

赤倉高原残雪の状況

新潟の会員Fさんから赤倉の残雪状況の写真が届きました。
「撮影は5月3日午前、赤倉温泉いもり池付近及び燕温泉付近です。雪はまだたくさん有ります。桜は終りましたが、水芭蕉はこれからです。是非お出掛けください!」





2019年5月1日水曜日

令和初日の写真展めぐり

令和になった初日は六本木で写真展をめぐりました。(「令和」の単語登録をする必要がありそうです...)

国立新美術館で国展の写真部へ
Kさんからいつものように招待券を頂き初日にうかがったところ「ご即位に祝意をあらわし本日は入場料を無料とします」とのことでした。
展示は例によって膨大なもの。白黒の表現がひところよりは充実したような気もします。

応接にてんてこ舞いのKさんを記念撮影してから、ちかくのミッドタウンにあるフジフイルムスクエアでゼラチンシルバーセッションとエルンスト・ハース 色彩の聖域 展へ。

注目すべきは会場のパネルに「富士フイルムは、ネオパン100ACROSの製造を終了いたしましたが、現在、新しい黒白フィルムの商品化を検討しています。」という表示。係の方に聞いても「具体的な日程は未定」というマニュアルどおりの返事でしたが、期待できそうです。











最後はAXISギャラリーで同時開催(というか、こっちが本家でしょう)のゼラチンシルバーセッション展。「100年後に残したい写真」というサブタイトルですが、100年前の写真も展示されており、人の一生という時間を越えた記録を残す意義も感じられます。