11月10日の夕刻、渋谷の街を歩いていると号外を配っていました。
その青山通りを西へしばらくいったところにあるMonochrome Gallery RAIN の坂田峰夫 PHOTOGRAM 最終日にお邪魔すると、思いもかけずパーティの最中でした。
闇に浮かぶような花の写真、DMにはPhotogram(original method)とあります。初めてお会いする作家に伺うと、なにやら色々と難しい工夫をされたフォトグラムだということです。
たしかにモホイ・ナジやマン・レイ、恩地孝四郎などから思い浮かべる平面的な表現とはずいぶん異なり、まるでレントゲン写真のような妖しい光を放っています。
絵画を学んでから写真を始めたという作家は、いままでにない表現を創ることに大変な研究熱心とお見受けしました。
少しばかりごちそうになり、きれいな月夜を歩いて(近くの駅まで)帰りました。
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