4月19日(日)の日経朝刊にアンセル・アダムスの記事が載っているという情報を会員のKさんから聞き、あわててコンビニに走りました。新聞を一部だけ買うのに初めてクレジットカードを使いました。
記事は「美の粋」という両面見開きのシリーズで「偉大なる風景写真 アンセル・アダムス(上)」。記者はカリフォルニアのカーメルにあるアダムスの暗室まで取材するという、近年まれな本格的な紹介です。有名な「ヘルナンデスの月の出」を例に、アダムスがいかにプリントづくりに時間とエネルギーを使ったかをていねいに書いてあるのでとても参考になります。
そういえば4月18日の朝日書評欄では「永遠のソール・ライター」が取り上げられ、評者はアプリなどによって「写真」が「光の絵」であることを多くの人が認識するようになっていると指摘しています。
日本ではドキュメンタリーが写真の本流という意識がいまだに強いようですが、テクノロジーによってそのような傾向も変わってくるのでしょうか。
研究会の有志でアダムスの暗室を訪れたのは2005年のことで、もう15年も経ちました。新聞で見る限り今も変わっていないようです。
日経の来週の記事が楽しみです。
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