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2020年4月26日日曜日

アンセル・アダムスの記事 2

ゴールデンウィーク(NHK辞書では大型連休)改めステイホーム週間となり、外出もためらわれるご時世ですが、先週の記事に続き、日経ではアダムスが取り上げられています。今回は自然保護活動やマンザナー収容所などのエピソードが主となっていますが、2回で終わるのは大変もったいない内容です。

今回大きく取り上げらているのは「月とハーフドーム」ですが、手元にある8×10のスペシャルエディションと並べると、原寸で印刷されていることがわかります。(新聞印刷の方が黒が締まって見えますが、これは額に入っているアクリルのせいです。)
新聞の複製を改めて眺めると、いままであまり気にしていなかった右手前の闇に浮かぶ樹々もコンポジションとして極めて重要だと気付きました。

紙面で最後に紹介されているのはゆで卵や牛乳瓶を撮った「静物」。さすがに殻のついた卵と剥いたものの質感の違いを新聞で再現するのは少し厳しいようです。

LensWorkのBrooks Jensen はPhotographing at Homeと題したブログで、歴史上重要な写真作品の多くは自宅で撮影されたもので、身近な人やものを観察して作品にすることは、パンデミックの時に限らず常に大切なことだ、と指摘しています。
https://vimeo.com/405170335/4bbcb4523a


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