このブログを検索

2021年2月16日火曜日

写真販売展 その2

 さる「写真販売展」で、「同じイメージを違うサイズでプリントし販売することはルール違反だ」と聞いたことがどうしても気になり、少しリサーチしてみました。

その結果はつぎのようで、エディションを変えて大きさの違うプリントを販売することは別に問題なさそうです。

その1: 研究会の写真展にも時々来ていただいている写真代理店のはなし

「ルール違反だという話は聞いたことはない。ワンサイズでやっている写真家も、ツーサイズ、スリーサイズでやっている写真家もいる。」

その2: アメリカのファインアートギャラリーの見解

「最近、多くのギャラリーは美術館に購入してもらうことをねらって大きなプリントサイズを望んでいます。この場合は同じサイズが望まれています。しかし、普通のコレクターには大きすぎる場合が多いので、別のエディションで小さなプリントをつくることができます。」

写真を作品として売買することが、もっと普通になるとよいですね。

2021年2月7日日曜日

写真販売展

 季節外れの暖かい日曜日、ギャラリーで「写真販売展」と銘打った写真展を観ました。

ギャラリーの壁一面に展示することが普通ですが、額装した展示は数点のみで、作者にお話を聞くと、ポートフォリオのボックスから一枚ずつ取り出して丁寧に説明していただきました。

ゼラチンシルバープリントをフランスでも販売した実績があるということで、写真作品を買って、身近に飾ってもらうことをめざしているそうです。おおいに共感できるおはなしでした。

そのなかで興味深かったのは、海外では?サイズ違いのプリントを値段を変えて売ることはご法度だというおはなしです。自分の数少ないコレクション経験では、アメリカのギャラリーで同じイメージのサイズ違い、値段違いのプリントを見たような記憶があります。最近のトレンドなのでしょうか?