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2021年3月30日火曜日

小穴式ルーペ

 新聞小説を読む習慣はあまりないのですが、3月28日の朝日新聞に載っていた池澤夏樹の「また会う日まで」をみていて「東京帝大の小穴純君」という記述が目に入りました。

東京大学の駒場博物館で「小穴純とレンズの世界」という展示を見たのがもう10年以上むかしの2009年でした。年譜によると、帝大の講師であった昭和9年、26歳の時に「南洋ローソップ島において日食観察」とあるので、小説に描かれているのはこのときのことなのでしょう。戦前の、しかも南の島のことで、観測の準備も大変だったと想像されます。

で、白黒写真をプリントをする人が必ずと言ってよいほどお世話になるのが「小穴式ピントルーペ」。これ以上のものはもう作られることはないでしょう。調べてみるとすでに製造は打ち切られているようで、残念です。


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