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2023年1月15日日曜日

阿部了写真展「ベントーランド」「シリウス」で1月18日まで(日曜休み,最終日は15:00迄)

NHKの「サラメシ」って番組ご存じでしょうか?https://www.nhk.jp/p/salameshi/ts/PVPP6PZNLG/
多彩な職業の人々の様々なランチを徹底的にウォッチする番組です。私は在宅勤務の昼ごはんをたべながらみています。
その番組で「お弁当ハンター」として活躍されているのが阿部了さんです。その阿部了さんの写真展「ベントーランド」を見に行ってきました。
カラー写真のみで、ゾーンシステム研究会的要素はフィルムを使っていることぐらいですが、写っている方が幸せそうに写っており、ほっこりしたので共有します。
ふつうの人のお弁当を撮る仕事は、「サラメシ」の仕事以前に、ANAの機内紙のエッセイ(写真は阿部了さん、文章は奥様の阿部直美さん)としてかなり長くやられているとのことです。ANAの機内紙のエッセイを単行本化したものを、会場で購入(お二人のサインもいただきました)しました。写真もいいですが、文章のほうも丁寧な取材が伝わってくる味わい深いもので、人気なのはうなづけます。ご夫婦でこんなすばらしい仕事をされているなんて、素敵だとおもいます。あと3日しかありませんが、興味がある方はぜひどうぞ。
※市井康延さんが書かれた写真展レポートに阿部了さんへのインタビューも書かれているので併せてご覧になってください。https://dc.watch.impress.co.jp/docs/column/shashinten/1469868.html





 

2023年1月9日月曜日

LomoGraflok実写結果

LomoGraflokにはinstax wideフィルムを使います。2021年期限切れのモノクロフィルムが格安で手に入ったので、実写してみました。縦位置でとったので、フィルムホルダーがwistaに対してぶかぶかな点は気になりませんでした。

露光せずに現像してみましたが、最大黒濃度が圧倒的に足らない感じです。フィルムの品質劣化のせいか、もともと「そういうもの」なのか?よくわかりません。カメラ店に置いてあるサンプルも最大黒濃度はいま一つだったので、「そういうもの」の可能性が高いです。
カラーのサンプルはきちんと黒がでているので、instaxはカラーのほうがいいかもしれません。箱に書いてあるISO800で露出計の出た目で撮影したら一絞り半アンダーでした。一絞り半プラスしてなんとかなりましたが、ラチチュードがとても狭いです。なかなかぴったりの露出にきめるのは大変でした。拡大すると、細かい部分まできっちりプリントされています。

このフィルムを何に使うか?という点は悩みますね。普通のフィルムと、1)フランジバック、2)画面サイズ、3)感度・ラチチュード、全部違うので、普通のフィルムの失敗防止のため使うという使い方は無理だと感じました。迅速に結果が見えることを利用して、大判カメラのアオリ操作の習得に使うとかが考えられます。また、アオリ操作で得られるパンフォーカス×インスタントの色の柔らかさ活かした表現のためつかうのもありますね。

気になるのは、必須となるinstax wideフィルムの供給状況ですね。量販店にしかありません。フィルムはカラー(白枠)10枚1600円程度、カラー(黒枠)10枚2000円程度、モノクロ(白枠)10枚2200円程度の3種類ですが、ビックの川崎店ではいずれも売り切れでした。ヨドバシの川崎店では3種類売ってました。キタムラではwideは扱いがありませんでした(miniとスクエアのみ扱い)。3Dプリンタでスクエアフィルムも使えるようにする改造をされている方もいますので、wideの供給状況をみるとやってみる価値があるかもしれません。
https://www.printables.com/en/model/276605-lomograflok-instax-square-mod/files

-備考-
同梱のカードのQRコードを読むとわかりますが、lomograflokの説明書は以下にあります。参考まで。https://downloads.lomography.com/get/nqr09vr0

2023年1月6日金曜日

The Base Point 閉店

 イルフォードなどの感材を扱っていた神田の The Base Point が3月5日で閉店するそうです。 直売店として利用していた会員も多かったのですが残念です。

ホームページによれば、サイバーグラフィックス(株)とイギリスのHARMAN technology社との間の日本総代理店契約が解消されたためだそうです。

銀塩写真の環境はさらに厳しくなります...