研究会のテーマ「都市」を撮っています。
渋谷ほどではないにしても、新宿もどんどん変化していきます。シャッターの調整が終わったワイドフィールドエクターで撮り続けています。人通りの多い所なので、よく声を掛けられます。研究会を紹介する名刺サイズのパンフレットを渡していますが、今日はフィルムカメラ(35mm)で日本を撮り続けているというカメラマン氏と、ネパールから来たという日本語の上手な方とお話が出来ました。
研究会のテーマ「都市」を撮っています。
渋谷ほどではないにしても、新宿もどんどん変化していきます。シャッターの調整が終わったワイドフィールドエクターで撮り続けています。人通りの多い所なので、よく声を掛けられます。研究会を紹介する名刺サイズのパンフレットを渡していますが、今日はフィルムカメラ(35mm)で日本を撮り続けているというカメラマン氏と、ネパールから来たという日本語の上手な方とお話が出来ました。
20℃を越える暖かな陽気となった3月2日、CP+の最終日に足を運びました。
さぞかし混雑していると思いきや、それほどのこともなく、かえって寂しさを覚える程です。みなとみらい駅からパシフィコ横浜まで、かつては切れ目なくバナーが並んでいたのですが、久しぶりに?きてみると、会場付近にちらほら出ている程度でした。それもキヤノンのプライベートショーかと勘違いするようなものしかありません。
銀塩写真関係の展示は無いものと思っていたのですが、富士フイルムには「ハイブリッドインスタントカメラ」と銘打ったインスタックス・ワイド・EVOなるカメラが出展されています。「デジタルポラロイド」という方がぴったりくるかもしれません(もちろん言いませんが・・・) シャッターを押してから数秒で写真が取り出せ、数十秒経つと画像が現れます。画面サイズは約6×10センチ(右の写真)20年以上昔にも同社で同じコンセプトの製品があったと記憶しますが、カメラから写真が顔を出すまでが延々と長く、たとえば数人で記念撮影して皆に配る、などという事は出来そうにない代物でした。技術は進歩するものです。
他にも台湾製フィルムスキャナーの新製品があるなど、銀塩関係もまだすこしは生きているようでした。
この数日、半世紀前のフィルムから作った写真展を観る機会が続きましたが、今日はJR三鷹駅近くの「ぎゃらりー由芽のつづき」で川村賢一写真展 Once Upon a Time in America を拝見しました。
お話によると1980年の一か月間、アメリカ東部をグレイハウンドバスで撮り歩いたということです。建築士である作者の視点は構成的でスキがなく、見事です。また街角のスナップショットの一瞬の切り取りが、いかにもこの時代を感じさせるものになっていました。膨大なフィルムをスキャンして過去の作品をよみがえらせ、こうして展示することも重要になってくると感じた次第です。
JCII地下のクラブ25で開催中の写真展にお邪魔しました。出展者のおひとり・伊藤さんが、以前研究会の写真展に来場いただいたご縁です。
他の方はデジタルカメラで撮影しているなか、おひとりだけ銀塩フィルムで撮影し、それをスキャンしてプリントしているそうです。
「街の記憶」をテーマに、表通りからは見えない、ひっそりと佇む風景をとらえています。令和になってから撮られた写真も、懐かしく感じるのがフィルムならではなのでしょう。
片隅には50年前のネガからプリントした作品も少し展示されていましたが、かなりビネガーシンドロームに侵されてしまっているそうです。半蔵門を辞してから表参道のギャラリーストークスで鈴木孝史先生の展示に伺いました。鈴木先生も半世紀前のネガからプリントしておられましたが、コダックのフィルムは殆どビネガーシンドロームを発症しないとか。
今更わかっても、あとの祭りです・・・