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2013年11月30日土曜日

口だけ撮影

快晴の一日、立川の昭和記念公園にいきました。
紅葉の盛りは過ぎていましたが、自衛隊に隣接した人通りの少ない道で4×5撮影していると、お散歩中のご夫婦に声をかけられました。 大判カメラに詳しい方で、以前ホースマンの営業をされていたのだそうです。 ご自身では写真を撮らず、専ら「口だけで撮影」するとおっしゃっていました。  しばらくは大判カメラの話題で盛り上がりました。
蛇腹のカメラで店開きしていると、色々な出会いがあるものです。

2013年11月26日火曜日

名画座

 地元のフィルムコミッションが主催する映画祭で「一日だけの名画座復活」と銘打った二本立てを観ました。  本物の映画館ではなく、自治体施設の会議室なので、液晶プロジェクターによるデジタル上映だろうと想像していたところ、なんと35mmフィルムを投影する「本格的な」ものでした。 小型とはいえ、35mm映写機が動いているのを間近に観るのは初めてです。 ロビーでは終わったフィルムを巻き戻しているなど、映画と同じくらい舞台裏も興味深く観ることができました。
一巻の終わり近くに出るパンチと、それに続くリールの交換などはデジタルにはない懐かしいものです。

  で、観た映画は「サクリファイス」と「勝手にしやがれ」の二本立て。  難解さと長大さが予想されたタルコフスキーの遺作は、事前にインターネットであらすじ等を予習したにもかかわらず、「???」をいっぱいお土産に帰ることになりました。

2013年11月21日木曜日

クーデルカ展

竹橋の近代美術館でクーデルカ展を見ました。 (来年1月13日まで)
http://www.momat.go.jp/Honkan/koudelka2013

プラハの春で有名なこの写真家の、ジャーナリスティックな面しか知りませんでしたが、この回顧展で認識が一変しました。

極めて象徴的に、シンメトリーな画面構成を意識しています。 それは犠牲者の追悼デモ、ジプシーの人々、葬儀、立小便をする男たちにまで及んでいます。

しかし何より打たれたのは、カオスと題された最近のパノラマシリーズで、解説にもあるように「破壊を恐れつつ魅了されもする人間の性向を露わにして」います。
この夏に観たグルスキーが作り物の極地とすれば、クーデルカは現実の世界の中に予兆を感じ取る一方の極でしょう。 どちらも巨大なプリントを前にした時の神秘的な印象は圧倒的です。
(上階の常設展にはグルスキーの初期作品もありました。)

今年は必見の写真展に恵まれているようです。

2013年11月11日月曜日

現代のドライシューティング

プレヴィジュアライズの練習としてアダムスが提唱している方法に「ドライシューティング」があるそうです。 (「あるそうです」というのは、この言葉を最近知ったからです)

http://www.grahamclarkphoto.com/how-to-pre-visualize-a-photograph-like-ansel-adams/

アダムス自身"shoot"という言葉を好まなかったとも聞いているので、少し違和感はありますが...


現代ではコンパクトデジカメ(スマホでもよいでしょうが)を常に携帯し、撮りたい場面にであったらすぐに撮影してみることがプレヴィジュアライズの効果的な練習方法でしょうか。

以前、会員のKさんがデジカメの音声メモを利用し、撮影したときのゾーンの位置づけなどを記録しておられたのですが、最近の機種にはこの機能がなくなっているようです。
 工夫次第で、最新の道具の使い道はいろいろ開拓できそうですね。

2013年11月9日土曜日

写真展パーティ

11月9日、写真展会期の中日ですが、オープニングパーティーを行いました。
たくさんのお客様と楽しいひと時を過ごすことができました。
お世話になったコスモスの新山社長はじめ、皆様にお礼を申し上げます。
 
 
写真
 

2013年11月4日月曜日

写真展 いよいよ11月5日から

11月4日、メンバーが集まり展示作業を行いました。
いよいよ明日からが本番の展示です。 多くの方のご来場をお待ちしています。
9日(土)にはパーティを行います。 会員以外の方は無料(持ち込み歓迎!)ですので、こちらにもぜひお越しください。

http://gallerycosmos.com/main/?p=612