高田馬場ちかくのこぢんまりとしたギャラリーAlt_mediumで内藤明個展「echo」を観ました。
ゼラチンシルバープリントの魅力を発揮した展示です。
端正にプリントされた静謐な風景は、漆黒の中にもかすかなディテールがあり、一方でハイライトのトーンも逃していません。どれも凝視を強いられる素晴らしいプリントです。
作者は風景をX字型に切り取ることがお好みのようで、それぞれの象限(?)に光と闇がダイナミックに交錯しています。風景をヴィジュアライズすることの重要性を再認識させられる、刺激的な内容でした。
5×7プリントの販売価格も驚くほどリーズナブルで、思わず欲しくなってしまいました。
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