研究会の写真展も会期半ばとなりますが、季節柄あちらこちらで展覧会が開かれています。
秋の国展
まず上野の東京都美術館で11月8日まで開催の国展。いつもながら膨大な量とバリエーションです。それぞれの作者が作品に込めた思いに想像をめぐらすのも楽しみです。
このところ急に気温が下がり、西洋美術館前の銀杏も色づいてきました。良い考えが浮かぶでしょうか?
神保町の竹尾 見本帖本店
「紙の光 光のしるし」という展示へ。数人の作家の写真が様々な風合いの紙に印刷して展示してあり、その中の数点がポートフォリオ風の作品集として置いてあります。
画像データとして眺めただけではわからない、紙の質感を確かめることが出来ます。以前このブログで紹介された山元彩香さんの作品もあります。
神保町からテクテク歩き、ギャラリーバウハウスの小瀧達郎写真展「鎌倉1975-80」
とくにポートレートが際立って印象的です。まっすぐにこちらを見つめる少女や、微笑んでいる子供たちは牛腸の作品もほうふつとさせます。スタッフのお話によると50年近く昔に撮られた作品は、大部分が今年プリントされたそうで、その丁寧なプリントによって時代を感じさせないすばらしいものでした。
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