ニコンサロンの小林紀晴写真展は、予想に反し(失礼!)大判カメラで撮影されたかのように都市を精密に描写した素晴らしいものでした。作者の名付ける「超現代電子空間」には生身の人間は殆ど見当たりません。ほとんど例外的に女性の半身像がありますが、都市を眺めている後ろ姿で、主役というよりは我々と同じ観客の一部のようです。
東アジアの、その土地の伝統や文化と切り離された異様な都会風景は、月並みな印象ではブレードランナーの舞台のようにも見えます。空飛ぶ自動車でも写っていないかと、探してみました・・・
会場を出て表を眺めると、新宿の街も異様な光に包まれているような錯覚を覚えました。

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