ギャラリーストークスで開催中の写真展にお邪魔すると、そこは路面電車の線路になっていました!
さすが日芸写真学科卒業生の鉄道愛好会写真展だけあって、写真だけでなく展示も凝っています。髭おやじ先生も楽しそう。模型を見て誰もが童心にかえっています。
お話をしていると、髭おやじ先生も私も、玉電最後の日に写真を撮りに出かけていました。子供のころからニアミスしていたのかもしれません。
ギャラリーストークスで開催中の写真展にお邪魔すると、そこは路面電車の線路になっていました!
さすが日芸写真学科卒業生の鉄道愛好会写真展だけあって、写真だけでなく展示も凝っています。お話をしていると、髭おやじ先生も私も、玉電最後の日に写真を撮りに出かけていました。子供のころからニアミスしていたのかもしれません。
11月23日、池尻大橋のモノクロームギャラリーレインで開催中の写真展にお邪魔しました。
泉大悟氏の展示を拝見するのは2回目です。(前回は2020年でした) 今回はガラスの器など、室内と思われる情景も多くなっています。いわゆる「静物写真」が多いので、スタジオで撮ったものかとお聞きしたら、自分で被写体を構成したのではなく「見つけたもの」だ、というご返事でした。
改めて拝見すると、モノから「撮ってください」と呼びかけられているようにも思えます。モノの気配を感じるのでしょうか。その感性による静謐な表現が魅力です。
前回はハマースホイを連想しましたが、モランディにも通じるものを感じました。
帰り道、駒場東大前駅まで歩くと「駒場祭」にあわせて急行も臨時停車するなどごった返しています。お気に入りのパン屋さんに寄ろうかとも考えていましたが、ついさきごろ「アド街ック天国」で紹介されたこともあり、諦めました。
東京のアトリエ シャテーニュ( http://atelier-chataigne.org/ )で開催された、ゼラチンシルバー乾板ワークショップに参加しました。
乾板作成の座学、ガラスの下処理、乳剤作成(デモ)、乳剤塗布・乾燥、撮影(4x5)、現像といった一通りの工程を学ぶ濃厚なワークショップでした。
他の方は貸し出しのホルダーを使いましたが、私は3Dプリンタを持っているのでインターネットに公開されている湿板用ホルダーの3Dモデル(一部私が設計した追加部品あり)を印刷・組み立てして撮影に望みました。3Dプリンタ製のホルダーがきちんと機能することを確認できました。3Dプリンタ製のホルダーの情報の情報は以下のweb(英語)を参照してください。
https://www.thingiverse.com/thing:6845540
★ワークショップの内容については12/2以降に追記します★
かなり傾向の異なる二つの写真展を観てきました。
SAMURAI FOTO 写真展 Transcendence / 超越
六本木ストライプスペースの展示は、デボラ・クロチコさんのキュレーションによるものだそうです。サンディエゴ写真美術館館長(当時)の同氏が2012年に来日してレクチャーをした折、中島代表が研究会の「ポートフォリオ1」を寄贈したというご縁もあるので興味を惹かれました。(詳細は会報53号の記事)
グループ展というよりは15名の個展の集合体というべきでしょう。それぞれの作品には詳細なステートメントが書かれたパンフレットが置かれ、作者の狙い、思いなどがつづられています。作品の表現や形態も多種多様です。
以前からたびたび拝見してきた千代田路子さんの作品は、被写体から受けた印象を再構成したというより、ご自分の思いを被写体に託して編集したというべきかもしれません。(今回はお会いできず残念でした)
会場で詳しく説明していただいた村田光司氏の作品は、仏教の世界観を日本画のように表現したものでした。海外での販売、収蔵してもらえる作品創りを目指す志の高さと真剣さを感じる展示です。
これとは対照的に思える展示が ヒカリエで開催の Shibuya Photo Archive
1947生まれの作者が遺した数千本という膨大なネガから選ばれた、1960年代から80年代の渋谷の街頭風景が展示されています。団塊世代には懐かしい渋谷の風景を、若い人たちも興味深そうに眺めています。大学のカメラクラブ員だったという作者がどのような狙いで撮影したのかは説明もありませんが(没後にネガが見つかったのだそうです)、撮影者の意図とは関係なく多くの人に伝わる写真もあるものだと改めて感じました。そして、その記録を発掘して後世に残す努力も貴重です。これだけ膨大な写真があれば、半世紀前の風景をバーチャルに再構成して体験できないものか、そんなこともぼんやり考えながら眺めていました。
日本カメラ博物館で開催中の展示を観てきました。
立体写真は写真の誕生と同時といってよいほど古くから試みられてきたようです。現代でも何年かおきにブームとなりますが、いつの間にかフェードアウトするのが運命かもしれません。
で、私が興味を持ったのはパノラマ写真の最初期に現れた「サットン パノラミックカメラ」です。まだロールフィルムのない時代、湾曲させた感光材(湿板だそうです)を使う斬新な構造でしたが、その材料が謎でした。撮影時には湾曲させた感光材料も、プリントする時には平面にする必要がありそうです。東京都写真美術館の文献によればマイカ(雲母)を使ったという推測があるのですが、詳しくはわかっていないようです。博物館にはカメラの実物が展示してあり、意外と小さいのにすこし驚きました。しかし感光材料の説明はないので、その点がすこし物足りなく感じた次第です。
いずれ私達もまた、感光材料を自作する必要に迫られるかもしれませんね・・・
研究会の写真展も会期半ばとなりますが、季節柄あちらこちらで展覧会が開かれています。
秋の国展
まず上野の東京都美術館で11月8日まで開催の国展。いつもながら膨大な量とバリエーションです。それぞれの作者が作品に込めた思いに想像をめぐらすのも楽しみです。
ゾーンシステム研究会のメインイベントである写真展の展示作業を11月4日に行いました。
三連休最終日の午後、ギャラリーE&Mに集まった有志が協力して作業を行います。まずは中島代表のプランに従ってフレームを並べて検討。