2010年に Making KODAK film という本が出版され早速入手しました。
著者の Robert L. Shanebrook は35年間コダックに勤め、製造ラインの技術などを担当した人だそうです。内容は「こんなことまで書いていいのか」と思わせるほどの内部資料の塊でしたが、同時に写真フィルムが過去の技術となってしまったことを強く印象付けられました。
そして最近、その第二版が出たという知らせが届きました。
http://www.makingkodakfilm.com/
前版は94ページのペーパーバックですが、増補第二版は470ページのハードカバーでより詳細になっているようです。
本体100ドルという高価な本ですが、早速取り寄せてみたいと思います。
ところで、映画の世界でもフィルムにこだわるという傾向が復活しつつあるようです。
http://collider.com/star-wars-9-65mm-film/
デジタルとアナログのすみわけが一定のレベルで続くことを願っています。
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2016年11月23日水曜日
2016年10月5日水曜日
杉本博司とレイ・メツカー
さいきん新装開店した二つの会場で性格の異なる写真展を見ました。
東京都写真美術館 杉本博司 ロスト・ヒューマン
展示は3階と2階にわかれており、まず3階から入るように指示されます。
おなじみの「海景」の一点を観ながら入場すると、錆びたトタン板で区切られたブースの連続に放り込まれます。絶滅した人類の標本を集めた廃墟のような空間で、ありとあらゆるガラクタのようなコレクションが展示されており、杉本の写真もその中のひとつに過ぎないという位置づけになっています。蝋人形のレーニンやカストロもこのように展示されていると、まさにこのために撮ったという感性が伝わってきます。
それぞれのブースには「私は○○、今日世界は死んだ、もしかすると昨日かもしれない、・・・」というフレーズから始まる手書きの文章が貼られており、ディストピア小説を読むように読み進めていくこともできます。とても全部を読む気力もなく、未来の廃墟の中をさまようだけで精一杯でした。(文章は展示案内に採録されているので、後でゆっくり読むことも出来ます)
展示されている「標本」を見ているだけで色々と想像をめぐらすことが出来ます。個人的には満州国の勲章やマッキントッシュSEが気に入りましたが・・・
3階展示の終盤近く、裸のマネキンが寝そべったソファーを小窓から覗き見るブースがあります。どこかデュシャンの遺作を思わせるようなセッティングで、ひょっとしたら杉本はこの展示を遺作にするのでしょうか?
再び「海景」の一点を見て2階へうつると、まったく違った雰囲気になります。
展示室を対角線で区切った大きな空間に、「劇場」シリーズと「三十三間堂」シリーズが背中合わせに展示されています。
「劇場」も、よく観ると今まで観てきたものと違って「廃墟劇場」となっており、3階の延長のように思えます。観客が居なくなった廃墟で映写されている人類の過去の記憶ということでしょうか。
最後に隔壁を回って三十三間堂の仏たちに対峙していると、杉本の意図がおぼろげに見えて来るような気もします。
※ ※ ※
明治通りの渋谷橋まで歩き、新橋行きのバスに乗って中の橋下車。 田町から移転したPGIに初めて入りました。入り口のインターホンを押して来意を告げると鍵が空いてビルに入れるようになります。どこか秘密クラブのようなワクワク感!

レイ・メツカーという写真家は初めて知りましたが、ハリー・キャラハン達に学んだという経歴を見て納得。一枚ごとの完成度の高さには驚嘆します。
道路の水溜りに映ったビルなど、どこか習作のような表現ではあるのですが、それを作品たらしめようという強烈な意思を感じます。
プリント一枚ごとに完結する構成の美しさや力強さは、杉本のコンセプチュアルな展示とは異なる写真表現の極北をみる思いでした。
展示は3階と2階にわかれており、まず3階から入るように指示されます。
おなじみの「海景」の一点を観ながら入場すると、錆びたトタン板で区切られたブースの連続に放り込まれます。絶滅した人類の標本を集めた廃墟のような空間で、ありとあらゆるガラクタのようなコレクションが展示されており、杉本の写真もその中のひとつに過ぎないという位置づけになっています。蝋人形のレーニンやカストロもこのように展示されていると、まさにこのために撮ったという感性が伝わってきます。
それぞれのブースには「私は○○、今日世界は死んだ、もしかすると昨日かもしれない、・・・」というフレーズから始まる手書きの文章が貼られており、ディストピア小説を読むように読み進めていくこともできます。とても全部を読む気力もなく、未来の廃墟の中をさまようだけで精一杯でした。(文章は展示案内に採録されているので、後でゆっくり読むことも出来ます)
展示されている「標本」を見ているだけで色々と想像をめぐらすことが出来ます。個人的には満州国の勲章やマッキントッシュSEが気に入りましたが・・・
3階展示の終盤近く、裸のマネキンが寝そべったソファーを小窓から覗き見るブースがあります。どこかデュシャンの遺作を思わせるようなセッティングで、ひょっとしたら杉本はこの展示を遺作にするのでしょうか?
再び「海景」の一点を見て2階へうつると、まったく違った雰囲気になります。
展示室を対角線で区切った大きな空間に、「劇場」シリーズと「三十三間堂」シリーズが背中合わせに展示されています。
「劇場」も、よく観ると今まで観てきたものと違って「廃墟劇場」となっており、3階の延長のように思えます。観客が居なくなった廃墟で映写されている人類の過去の記憶ということでしょうか。
最後に隔壁を回って三十三間堂の仏たちに対峙していると、杉本の意図がおぼろげに見えて来るような気もします。
※ ※ ※
明治通りの渋谷橋まで歩き、新橋行きのバスに乗って中の橋下車。 田町から移転したPGIに初めて入りました。入り口のインターホンを押して来意を告げると鍵が空いてビルに入れるようになります。どこか秘密クラブのようなワクワク感!
レイ・メツカーという写真家は初めて知りましたが、ハリー・キャラハン達に学んだという経歴を見て納得。一枚ごとの完成度の高さには驚嘆します。
道路の水溜りに映ったビルなど、どこか習作のような表現ではあるのですが、それを作品たらしめようという強烈な意思を感じます。
プリント一枚ごとに完結する構成の美しさや力強さは、杉本のコンセプチュアルな展示とは異なる写真表現の極北をみる思いでした。
2016年10月2日日曜日
横内勝司写真展 時を超えて
先日観た塩谷定好に続いて、ほぼ同世代といえる横内勝司というアマチュア写真家の展覧会を観る機会がありました。
(四ツ谷 ポートレートギャラリーにて 10月5日まで。)
年譜によると1902年、松本に生まれ、1936年に早世したアマチュア写真家です。
プリントは殆ど密着焼きで丁寧に残されているそうですが、数年前に1000枚あまりの乾板が見つかり、これをデジタルカメラで複写して新たにインクジェットプリントしたものです。
満足な露出計などなかった時代ですが、乾板の露光や現像はきわめて適切で、シャドーのつぶれもハイライトの飛びも殆どないそうです。 おそらく独学で、雑誌や書籍などを頼りに学んだのでしょうが、現在とは比較にならないほど情報が乏しい中で創り上げたとはおもえない作品ばかりです。
ずいぶんと試行錯誤をしたと想像されますが、当時の乾板は一枚50~60銭だったので、現在の貨幣価値に直すと数百円以上にはなりそうですね。
われわれもシートフィルムが高くなったと嘆いているばかりでは駄目だと反省させられました。
2016年9月29日木曜日
芸術写真の時代 塩谷定好展
三鷹市美術ギャラリーでは、ときどき興味深い写真の展覧会が開かれます。
現在開催中の 「芸術写真の時代 塩谷定好展」もそのひとつでしょう。http://mitaka.jpn.org/ticket/160820g/
10月23日まで
この作家のことは初めて知ったので、ほとんど予備知識なしに観ることになりました。
19世紀末に生まれた塩谷は、アンセル・アダムスとほぼ同世代に属する写真家ですが、その作風は大きく異なります。
戦前の作品はピクトリアリズムの系譜に連なるものでしょう。初めて見る写真ばかりなのに、どこか懐かしく、既視感に襲われます。
キャプションにはすべてゼラチン・シルバー・プリントと書かれており、特に戦前の作品群はウォームトーンに統一されています。
唯一、「静物」と題された一点には珍しい手彩色が施されていますが、これはどこか岸田劉生の油絵を思わせる重厚な存在感を放っています。
印画紙を曲げたり傾けたりして画像を歪ませたと思える実験的な表現が何点かあり、同郷で少し後の世代となる植田正治に影響を与えたのかと想像されます。
食べ終えた鰯の骨を撮った写真は、作者の気迫を感じさせるものでした。
現在開催中の 「芸術写真の時代 塩谷定好展」もそのひとつでしょう。http://mitaka.jpn.org/ticket/160820g/
10月23日まで
この作家のことは初めて知ったので、ほとんど予備知識なしに観ることになりました。
19世紀末に生まれた塩谷は、アンセル・アダムスとほぼ同世代に属する写真家ですが、その作風は大きく異なります。
戦前の作品はピクトリアリズムの系譜に連なるものでしょう。初めて見る写真ばかりなのに、どこか懐かしく、既視感に襲われます。
キャプションにはすべてゼラチン・シルバー・プリントと書かれており、特に戦前の作品群はウォームトーンに統一されています。
唯一、「静物」と題された一点には珍しい手彩色が施されていますが、これはどこか岸田劉生の油絵を思わせる重厚な存在感を放っています。
印画紙を曲げたり傾けたりして画像を歪ませたと思える実験的な表現が何点かあり、同郷で少し後の世代となる植田正治に影響を与えたのかと想像されます。
食べ終えた鰯の骨を撮った写真は、作者の気迫を感じさせるものでした。
藤田修 フォトポリマー グラヴュールの作品展
吉祥寺駅から公園通りを少し歩くと、ギャラリー惺(さとる)があります。 入り口は地下一階でうっかりすると見逃してしまいそうですが、内部は白一色で清潔な感じの空間になっています。
http://gallerysatoru.com/
ここで開催中の藤田修 Lost Timeを観てきました。 (10月2日まで)
フォトポリマー グラビュールという版画技法で、写真を元にした画像を雁皮紙に刷ったものです。
ギャラリーの真っ白な壁に展示された作品は、雁皮紙のもつ柔らかな風合いと色味がひときわ際立つようです。
作品は西洋の室内を思わせる闇を基調とした絵で、わずかなハイライトまでのグラデーションが美しく描写され、タイトルや作家のステートメントにあるように過ぎ去った時間を感じさせるものでした。
同じ建物の上階には保久良(ほくら)珈琲という落ち着いた喫茶店があり、この2軒に立ち寄るだけでも吉祥寺を散策する価値があります。
http://gallerysatoru.com/
ここで開催中の藤田修 Lost Timeを観てきました。 (10月2日まで)
フォトポリマー グラビュールという版画技法で、写真を元にした画像を雁皮紙に刷ったものです。
ギャラリーの真っ白な壁に展示された作品は、雁皮紙のもつ柔らかな風合いと色味がひときわ際立つようです。
作品は西洋の室内を思わせる闇を基調とした絵で、わずかなハイライトまでのグラデーションが美しく描写され、タイトルや作家のステートメントにあるように過ぎ去った時間を感じさせるものでした。
同じ建物の上階には保久良(ほくら)珈琲という落ち着いた喫茶店があり、この2軒に立ち寄るだけでも吉祥寺を散策する価値があります。
2016年7月28日木曜日
アルバレス・ブラボ写真展
マヌエル・アルバレス・ブラボという写真家については、写真集を一冊眺めた以外、あまり詳しいことは知りませんでした。 写真集からは陰惨な死のにおいが漂ってくるので、それ以上は深く知りたくもなかったというのが正直なところでしょうか。
世田谷美術館で開かれている写真展は、200点近い作品をほぼ年代順に章立てし、この写真家の業績を一堂に見ることができます。 かなり膨大な量ですが、ほぼ8×10のプリントを端正に額装して展示してあるので、落ち着いた雰囲気で鑑賞することができました。
「シンプルな手立てを通して得られる複雑な現象の表現」という言葉も書かれていることから、キーワードは「シンプル」なのでしょうか。
代表作である、包帯を巻いて寝ている女性を撮った「眠れる名声」は、11×14というサイズで改めてみると飽きることがありません。 同じモチーフで多重露光したと思われる「名声2」は初めて見ましたが、シンプルな表現の陰にある試行錯誤を垣間見る思いがします。 残念なことにどちらも絵葉書はありませんでした。
最晩年では、同じ場所から撮ったと思われる庭の連作などが静かな世界を現出しています。
作品の多くは暗い色調でプリントされており、明るい光で照らされた光景もどこか陰鬱な雰囲気に包まれています。
2016年7月25日月曜日
シャンブル・ノワール展
目黒区美術館の区民ギャラリーというゆったりしたスペースで、同じ写真学校で学んだという人たちがそれぞれのスタイルで白黒写真を展示しています
新入会員の大野さんはスタジオ撮影のヌードを出品。 他にも人物を正面からとらえた作品が目立ちました。
そのほか、新宿御苑 蒼穹舎の斎藤純彦写真展 「Homeward」も、6×7で静かに切り取った何気ない風景が印象に残りました。
銀塩写真を愛し、自分の表現手段として使う人がまだまだ多いことに勇気づけられます。
2016年7月18日月曜日
田中寛二写真展 TOKYO
東海地方まで梅雨明けした暑い日、板橋区の大山で開かれている田中さんの写真展にお邪魔しました。 個人的にはこの辺りは詳しくないのですが、かつて板橋は多くのカメラや光学器械メーカーが集まっていた土地柄でもあります。
会場のUP40ギャラリーは大山駅から徒歩1分という近さ。立派なポスターが出ていて迷うこともありません。
こじんまりしたギャラリーには、東京という巨大な都市の様々な相貌をシャープにとらえたプリントが並んでいます。
人間がほとんど見えないビルやガスタンクなどが印象に残りますが、それでいて無機質ではなく、どこか懐かしい印象があるのは、写真家の人柄と、豊かなトーンの白黒プリントによるのでしょうか。
イメージに合う視点を求めて、ビルの非常階段などから撮るというバイタリティーにも感心します。
一緒になったKさんと3人で、気が付くと1時間近くもおしゃべりをしていました。
会場のUP40ギャラリーは大山駅から徒歩1分という近さ。立派なポスターが出ていて迷うこともありません。
こじんまりしたギャラリーには、東京という巨大な都市の様々な相貌をシャープにとらえたプリントが並んでいます。
人間がほとんど見えないビルやガスタンクなどが印象に残りますが、それでいて無機質ではなく、どこか懐かしい印象があるのは、写真家の人柄と、豊かなトーンの白黒プリントによるのでしょうか。
イメージに合う視点を求めて、ビルの非常階段などから撮るというバイタリティーにも感心します。
2016年6月22日水曜日
2016年2月20日土曜日
「自然の鉛筆」を読む
写真の発明から現在に至るまで、その技術の発達はより早く、容易に画像を記録することだったと改めて思い起こさせる、そんな展示が横浜市民ギャラリーあざみ野で開催中の「『自然の鉛筆』を読む」でした。(2月21日まで)
当時のプリントばかりではなく、カメラルシダ、カメラオブスキュラから様々なカメラや現像器具など、現在見てもそれほど変わらないもの、逆に何に使うのか見当もつかないものなど、アナログ写真に関するものを網羅したコレクションの展示が楽しめます。
今では写真を撮ることにだれも不思議を感じないのですが、それも200年近い工夫や発明の積み重ねがあってこそのことでしょう。
ただ、あまりにも内容が膨大なせいか、係のご婦人に「カロタイプは引伸ばしプリントが出来たのですか?」という極めて初歩的な質問をしても即答が難しいようでご迷惑をかけてしまいました。
2016年2月15日月曜日
広川泰士 TIMESCAPES 2016
西巣鴨の大正大学にある「エスパス空(くう)」で、広川泰士氏の写真展を観ました。
この施設は一年ほど前にオープンしたそうですが、私は今回はじめて訪れました。
http://taisho-kuu.tokyo/
大正大学というと仏教系の学校という認識しかなく、写真展などとはあまり縁がないように想像していたのですが、一歩足を踏み入れると写大ギャラリーにもひけをとらない落ち着いて写真の鑑賞が出来るスペースでした。
広川氏のTimescapesシリーズは何回か観ているのですが、会場の照明をぎりぎりまで落とし、目が慣れるまではキャプションさえ読めないほどの環境では、巨大なプリントに悠久の時の流れをより強く感じることが出来ます。 「くう」とは仏教用語から名づけたそうですが、何億年もの時間を表現したコンセプチュアルな作品にふさわしい名と環境です。
月の満ち欠けをビデオで表現した「月齢」も、ゆっくりと楽しむことが出来ました。
この施設は一年ほど前にオープンしたそうですが、私は今回はじめて訪れました。
http://taisho-kuu.tokyo/
大正大学というと仏教系の学校という認識しかなく、写真展などとはあまり縁がないように想像していたのですが、一歩足を踏み入れると写大ギャラリーにもひけをとらない落ち着いて写真の鑑賞が出来るスペースでした。
広川氏のTimescapesシリーズは何回か観ているのですが、会場の照明をぎりぎりまで落とし、目が慣れるまではキャプションさえ読めないほどの環境では、巨大なプリントに悠久の時の流れをより強く感じることが出来ます。 「くう」とは仏教用語から名づけたそうですが、何億年もの時間を表現したコンセプチュアルな作品にふさわしい名と環境です。
月の満ち欠けをビデオで表現した「月齢」も、ゆっくりと楽しむことが出来ました。
2016年1月26日火曜日
写真展の情報を少し・・・
年も明けてひと月近く。 写真展の情報などが舞い込み始めました。
写大ギャラリー 土門拳 古寺巡礼展(3月25日まで)
すっかりおなじみの写真ですが、落ち着いた空間でじっくり観ると写真家の執念が迫ってくるように思えます。 特に雪の室生寺は、色々なエピソードが語られているだけに強く感じるのでしょうか。
置いてあった写真展のパンフレットではいくつか興味深いものがありました。
コレクション展 「自然の鉛筆」を読む
1/30~2/21 横浜市民ギャラリーあざみ野
ウィリアム・ヘンリー・フォックス・タルボット(最近はトールボットという表記もあるようですが)の歴史的なプリントが展示されるそうで、ぜひ行ってみたいところです。
TIMESCAPES 2016 広川泰士
3月26日まで 大正大学五号館エスパス空 (西巣鴨)
今回は富士山の撮影にも挑んでいるそうです。
写大ギャラリーを出て神田川のほとりを少し歩き、モダンなお神社を通り過ぎた辺りにある喫茶店「ジニアス」でしばし休憩。 これが私の定番ルートとなりそうです。
日も沈みかけた山手通りをぶらぶら歩くと、ビルや換気塔が西日に染まっています。
帰宅すると「森健児写真展」の案内が届いていました。
2/2~2/29 queue gallery (クー・ギャラリー) 四谷三丁目
写真のコレクターとしても著名な坂川栄治氏が新しく開いたギャラリーだそうで、これも楽しみです。
写大ギャラリー 土門拳 古寺巡礼展(3月25日まで)
すっかりおなじみの写真ですが、落ち着いた空間でじっくり観ると写真家の執念が迫ってくるように思えます。 特に雪の室生寺は、色々なエピソードが語られているだけに強く感じるのでしょうか。
置いてあった写真展のパンフレットではいくつか興味深いものがありました。
コレクション展 「自然の鉛筆」を読む
1/30~2/21 横浜市民ギャラリーあざみ野
ウィリアム・ヘンリー・フォックス・タルボット(最近はトールボットという表記もあるようですが)の歴史的なプリントが展示されるそうで、ぜひ行ってみたいところです。
TIMESCAPES 2016 広川泰士
3月26日まで 大正大学五号館エスパス空 (西巣鴨)
今回は富士山の撮影にも挑んでいるそうです。
日も沈みかけた山手通りをぶらぶら歩くと、ビルや換気塔が西日に染まっています。
帰宅すると「森健児写真展」の案内が届いていました。
2/2~2/29 queue gallery (クー・ギャラリー) 四谷三丁目
写真のコレクターとしても著名な坂川栄治氏が新しく開いたギャラリーだそうで、これも楽しみです。
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