で、驚いた事に、作者はA4版16ページの写真誌を発行していて、それを来場者に配って下さるのです。(あいにくご本人には会えませんでしたが)
会場で写真集を販売する例はよくあるのですが、これほど力を入れて情報を発信しているところに作者の強い意志を感じます。会場を出るとまたまた猛暑の新宿をさまようわけですが、自分の眼も赤フィルターをかけた白黒写真風になっていました(ウソ)。
会場で写真集を販売する例はよくあるのですが、これほど力を入れて情報を発信しているところに作者の強い意志を感じます。
同封の趣意書には「・・・近年、一部の写真愛好家による写真撮影マナーの悪さが大きな問題となっております。・・・」とあり、このワッペンをつけることで「自己への啓発、周囲への啓発として広がれば・・・」と考えているそうです。
先日、東麻布と西麻布のファインアート系写真展をはしごしたのですが、その延長線上にある池尻大橋のモノクロームギャラリーレインで「容子 展 / 湿板 & ダゲレオタイプ 」を観ることが出来ました。作者・容子さんの初個展とは思えぬ充実した展示です。(6月3日までの土日のみ開廊)
ダゲレオタイプは言うまでもなく最初期の写真技法ですが、銀メッキの光沢に浮かび上がる画像はきわめて精緻で美しく、用意された虫眼鏡や懐中電灯を使うと紙ベースのプリントと一線を画す世界に浸ることができます。
「写真の神様が手助けして微笑んでくれたのではないか・・・」と、謙遜しておられますが、ぎりぎりまでの努力があってこその発見でしょう。
官能的な花の美しさばかりでなく、どこか分析的で即物的なカール・ブロスフェルトの写真を想い起こさせる作品もあり、作者の力量を感じます。