このブログを検索

2014年5月18日日曜日

クリエイティブ フォトグラファー



 
神田小川町でさる大家の写真展を観た後、久しぶりに古書店街を歩いていると、アンドレアス・ファイニンガーのThe Creative Photographer が目に留まりました。 相当くたびれたハードカバーの洋書ですが1500円なので迷わず購入しました。

40年以上昔の「カメラ毎日」誌に「ファイニンガーの完全なる写真」という連載があり、写真についての明快な解説と印象的な作例写真がいまでも脳裏に残っています。 このThe Creative Photographer は、この元記事とは少し違うようですが、掲載されている写真は多くが重複しており、大変懐かしいものでした。

植草甚一の気分で喫茶店に入り、ぱらぱらとページをめくると、前書きの最後にこんな記述がありました。

「この本は、自動的に有意義な写真を撮れるようになるルール集ではありません。 そんな本は存在しません。(略) なぜなら創造的な心はルールによる制約を嫌うからです。
芸術的ではない人は創造の原則を応用することができませんが、それは極端であって、ほとんどの人はある程度の才能があります。 そのような潜在的な、従って無自覚な才能は刺激的な作例で目覚めさせ、発展させることができます。」

This book is not a collection of rules which automatically leads to the production of meaningful photographs. Such a book does not exist. ---  For the creative mind abhors the restriction of rules.
And  the inartistic person is incapable of applying creative principles. But this is an extreme. Most people are talented to some degree. Such talents, latent and therefore unrecognized, can be aroused and developed by stimulating examples.

1955年、もう60年も昔の本ですが、作例といい考え方といい、少しも古びていないようです。 すこしばかり元気付けられてスタバをあとにしました。

2014年5月12日月曜日

ギャラリーコスモス写真展案内

先日、ギャラリーコスモスのオーナーから連絡がありました。
以下写真展を開催しているのでぜひ御高覧いただきたいとのことでした。
「新山清と時代を共有した写真家の写真展1」(5/25まで)
内容は、オーナーのお父様新山清氏ゆかりの写真家を展示するようで、大変興味深い写真展のようです。
詳しくは、以下ホームページを御参照ください。
http://gallerycosmos.com/main/?p=658

2014年4月26日土曜日

研究会会員の記事

研究会の会員であり写真コレクターのS氏(現在休会中です)が雑誌アートコレクターズ5月号に掲載されました。
本屋にお立ち寄りの際、もし置いてありましたら見てあげてください。「にっぽんの現代写真はおもしろい!」という記事の中の、「コレクターが語る、写真の愉しみ」です。
なお、雑誌の情報は以下ホームページをご参照ください。
http://www.tomosha.com/collectors/LatestContents

2014年4月19日土曜日

コダックとポラロイド

3月から4月にかけて、写真の歴史に関する対照的ともいえる二冊の本を読みました。 コダックとポラロイドという、世界を制覇した巨大企業の物語です。

***

ミース博士が語った写真技術史の研究開発物語
C.E.K.ミース著 是松忍訳 講談社ビジネスパートナーズ

ポラロイド伝説
クリストファー・ボナノス著 千葉敏生訳 実務教育出版

技術者の書いた技術史と、ジャーナリストが書いた企業史という違いはあるが、ある時代を築いた巨大企業のなかで、人々がどのような問題に直面し、それを乗り越えてきたか(そして、ついには乗り越えられなかったか)を垣間見ることが出来て興味深い。

20世紀前半にコダック研究所のトップとして感材の開発をリードしてきたミース博士の本は、技術史として専門用語にあふれてはいるが、翻訳もよくたいへん読みやすい。(年代表記に明らかなミスプリントが散見されるが…)
ゼラチンの原料となる牛のエサの種類によって乾板の感度が大きく変わることがわかり、それがきっかけで増感色素、ひいてはパンクロ乳剤の進歩につながったというエピソードなど、普通の無味乾燥な教科書にはない内容は飽きることがない。
コダック全盛時代に書かれたもので、自信と希望に満ちていると思えるのは気のせいだろうか。

一方のポラロイド。
コダックを相手に特許紛争に全面勝利したこと、その一方でフィルム製造工程をコダックに委託していたことなど、知っていたつもりでも改めて教えられた事柄が多い。

デジタルカメラがポラロイドを滅ぼしたことが事実だったにしても、それは最後の一撃に過ぎなかったこという指摘は考えさえられる。  その前兆は(後から振り返れば)10年以上も前から表れていたという。オンリー・ワンの発明によって成功したベンチャーも、数十年の間には玩具メーカーにすぎなくなって 大衆の好みにふり回されるありきたりの会社になってしまったということだろうか。

娘の素朴な疑問をきっかけに発明されたという伝説が、デジタル化に乗り遅れてフェードアウトしたというもう一つの伝説によって締めくくられてしまった。

二冊を読み終えたころ、雑誌・東洋経済に「本業消失」と題して富士フイルムの変身成功の経緯が特集されていた。

現在のデジタルカメラにもすでに陰りは見えている。 その先には何が待っているのだろうか?

2014年4月12日土曜日

めぐたま食堂

恵比寿の写真美術館は、金曜の夜8時まで開いています。
勤め帰りに「蓮杖」展を見た後、このブログで紹介のあっためぐたま食堂に寄りました。

「蓮杖」の名前は知っていたものの、画家として出発し、晩年には再び画家に戻ったことをはじめて知りました。 大変な思いで習得した筈の写真技術をなぜ捨ててしまったのか、想像を超える事情があったのでしょう。

 
 
で、写美からは10分ほど歩いて駒沢通り沿いにある「めぐたま」にたどり着きました。 8時は過ぎていたのに結構にぎわっています。 夜のご飯は本当に家庭の味で、玄米も美味しくいただけました。 恵比寿ビールをつけて2000円。

壁沿いの書架にある膨大な写真集からは、川田喜久治の「地図」、奈良原一高の「消滅した時間」(いずれも復刻版で著者の献辞入り)を選んで眺めました。
昭和を代表するこの写真家たちの重い表現をみていると、写真を撮る意味を改めて考えさせます。

これからは写真美術館とセットで楽しめる場所ができたようです。

2014年3月31日月曜日

ワークショップ

我が研究会代表のゾーンシステム・ワークショップがスタートしました。
全7回、6月下旬まで行われる第1回目です。

何かお手伝いできることがあればと思い、ブログ取材をかねて会場に行きました。
皆さん熱心に受講されていて私が行ったときは、
フィルム感度を見つける撮影の準備をはじめていました。
一寸だけ4×5フィルムの装填のお手伝いをさせて頂きました。

2014年3月30日日曜日

この指とまれ 第一回

都内でも桜の咲き始めた29日の土曜日、Kさんの提案になる「この指とまれ」方式で、有志が銀座から六本木を中心に写真のギャラリーを巡りました。 参加者は4人、丁度よい人数でしょう。

14時、並木通りのギャラリー・ミハラヤで「金井杜道展 ネパール風景」 (当日最終日)

1978年にハッセルのSWで撮影されたネガから最近プリントされたという作品で、イルフォードのウォームトーンを使ったということでした。 数点を除いては超広角レンズを意識させない、ゆったりとしたアングルで撮られた風景と、彼地の人々の表情です。
 
 
次はいささか敷居の高いシャネルに行き、「リリアン・バスマンの仕事」展 (4月10日まで)
ハーパーズ バザーなどで活躍したというファッション写真家の回顧展ですが、写真というより写真を素材にしたイラストレーションという趣でした。
 
地下鉄で六本木に移動。 AXISビル2階のタカ・イシイギャラリーで アービング・ペンの「Cigarett」 (4月19日まで)
 
タバコの吸殻をクローズアップしたプラチナプリントが並びます。
「1個のケーキを撮ることだってアートになりうる」という作者の言葉に勇気づけられます。
 
バスマン、ペンともに、1917年生まれでファッション写真分野で活躍した写真家でした。 折に触れ先達の作品を観ることはよい勉強になります。
 
1階上がって、最近オープンしたIMAコンセプトストア。 森山大道ワークショップが開催中らしく、ご本人の姿も見受けられました。
広いスペースには膨大な写真集やオブジェなどが展示されています。 タンポポの綿毛をアクリルで固めたオブジェは「いったいどうやって作るのだろう?」と、盛り上がりました。
 
個人的には Janet Russek The Tenuous Stem という写真集が気になりました。 帰宅してから調べると、相当なキャリアの写真家のようです。 

 

みなさん疲れ気味なので、お茶を飲んで17時半に解散。

暗室を作りたいというIさんの質問に、いろいろなヒントが出るなど、有意義な午後になりました。

2014年3月25日火曜日

写真集食堂「めぐたま」誕生

 既に、一部のマスコミに取り上げられていて、ご存知の方も多いかと思いますが、一ヶ月程前に、恵比寿から5〜600メートルのところに「写真集食堂・めぐたま」と言う店ができました。 建物もとてもユニークな店で、建築家必見かも。 コーヒーも美味しいし、メシは薬膳が売りのようですが、内容は所謂家庭料理の領分でしょうか。 得に玄米ご飯が美味しい。 ソフトクリームも好評。(夜は、酒も好評のようですが、私には論評出来ません。)

 問題は写真集です。 建物の左右両側の壁いっぱいに天井までぎっしりと写真集が並んでいて、お茶を飲み乍ら総ての写真集が見放題。 入口に立つと左側に日本人の写真集、右側に外国人の写真集がほぼ時代順に並んでいて壮観です。
 これらは、写真評論家、飯沢耕太郎氏の蔵書で、公称4500冊。 飯沢氏の予想では5000冊近いとのこと。(近々ボランティアが正確な数を数えるらしい。)
 皆さん、4500冊の写真集って想像出来ますか? それを知るだけでも一見の価値はあります。 まして、写真好きにはお勧めのスポット、間違いなしです。 嬉しい事に我が家から3〜4分のところなので、私はヒマがあるとちょくちょく出掛けています。

 住所は、山種美術館の近くで、
  渋谷区東3−2−7 (tel: 03−6805−1838) 写真集食堂『めぐたま」

是非、一度行ってみて下さい。 ついでに、店内の床一面に白いペイントで絵が描かれていますが、これも飯沢耕太郎氏の作品の由。
  

2014年3月23日日曜日

土門拳写真展 手


工芸大学 写大ギャラリーの土門拳写真展「手」に行きました。(28日(金)まで)
ほとんどがおなじみの作品ですが、昭和16年に撮影された「文楽」に改めて驚きました。 その描写の美しさ、凝視の激しさは、それが撮影された時代を感じさせないものです。 というより、その時代にあっても自分の表現を追及したことに驚かされました。

帰り道、新宿のフランスパン屋に立ち寄ると、「先日のテレビで人気が出たのでクロワッサンは一人三個まで」と貼紙がありました。 すぐ近くのドーナッツ屋では、数年前の開店当初にとんでもなく長い行列ができてびっくりしたのですが、何事も「付加された物語」に、人は群がるようです。
で、私も3個買って帰りました。

2014年3月14日金曜日

「日本写真史 上・下」 鳥原学著  中央公論新社

昨年暮れに、首記の本が出版されてます。
既に読まれた方も多いかと思いますが、新書判でもありなかなか読み易くて優れた本と思います。
写真史は、これまでも何冊か出てますが、私のような写真知識の浅い者には入り易く、要領よく纏められていると思います。
現代社会で、注目されている写真と、自分が指向しようとしている写真とのギャップは何なのかを考え乍ら読んでみると、なかなか説得力が有ると感じました。

ベテランの方はともかく、これから突っ込んで写真をやろうと思う方にお勧めです。
消費税が上がる前にご一読あれ。

2014年3月2日日曜日

ホームギャラリー

会員Aさんご自宅のホームギャラリーで開かれたコレクション展にいきました。
いつもながらそのコレクションの豊富さ、作家とのつながりの幅広さに圧倒されます。
ジェリー・ユルスマンの有名な作品から、林ナツミの最近の浮遊写真まで、現実をすこし超えたところを表現した、少し変わった味の写真を堪能できました。

おしゃべりをしたり、おいしいお菓子をごちそうになったりして、気が付くと2時間近くもお邪魔してしてしまいました。
辞去してから冷たい小雨が降る中を歩き、「リンデンバウム」のバウムクーヘンを買って帰りました。

カルティエ=ブレッソンとシュルレアリスム

今朝、3月2日の日経朝刊に「カルティエ=ブレッソンの眼」と題した特集があります。
シュルレアリスムとはあまり関係がなさそうにも思われた写真家ですが、ブルトンたちと深い交流があったとは初めて知りました。
伝統的な美意識を破壊することが20年代当時の先端的な思想だったのでしょうか。

2014年2月27日木曜日

ディアドルフ写真展

御茶ノ水のギャラリーバウハウスでは「ディアドルフ写真展」が開かれています。
http://www.gallery-bauhaus.com/top.html
入場料600円 3月15日まで

 
ギャラリーの入り口では巨大なディアドルフが来場者を睥睨しています。 展示もごく一部を除いては、すばらしい白黒プリントを味わうことができます。
贋ディアドルフ愛用者としては教えられることばかり。 買ったばかりで手をつけていないフィルムを装てんしなければ...
 
BGMに流れていたMorgan Fisher のアルバム Peace In The Heart Of The City も落ち着きます。
2月28日にはギャラリートークがあるそうですが、すでに満員とのことでした。 残念。


2014年2月23日日曜日

再びスッカン沢

今週後半から暖かくなる予報が出ていたので寒い内に再チャレンジ
2週にわたって降った雪が残っていて行き2時間半、帰り3時間半の雪山歩き

氷瀑は融け始めていた。
寒波が2~3週続き、雪があまりない時期に入ることをお勧めします。

帰りの登りで足が上がらないほどの筋肉痛になりやっと駐車場迄戻ってきました。
しばらくは行かなくても良いかなー。。。。。。。。。



2014年2月20日木曜日

イルフォード HP5+

ネットで調べると在庫があるようなので、新宿のヨドバシに行ってHP5+の8×10を買いました。
電話確認などはしなかったのですが、店頭で聞くと最後のひと箱だったようです。 数か月に一度、数箱程度入荷するということで、滑り込みセーフでした。
私がHP5+を愛用する理由は、表面が粗面なのでニュートンリングが殆ど出ないことにあります。 これはほかに代えがたいメリットです。

2014年2月17日月曜日

CP+にて

 
 大雪の翌日、追突事故から復旧したばかりの東横線に乗って横浜へでかけました。

CP+で銀塩関係の情報は期待できないのですが、たまたまもらったパンフレットの中に興味を惹かれるものがいくつかありましたので紹介します。

1 「ミース博士が語った写真技術史の研究開発物語」という長い題名の本が最近出版されたということです。 これは顔見知りのKさんがいつも一人でがんばっている「日本写真学会」のブースでもらった学会誌に載っていたものです。 8千円もする高価な本なので、おいそれとは手に入れられそうにないのですが、コダックの研究開発の中心的人物の書いた技術史ということで、いつかは読んでみたいものです。


2 用品年鑑ではサイバーグラフィックのページに4×5フィルムの新しい現像タンク MOD54 が出ていました。 同社のホームページでは見つからないようで、値段も不明なのですが、この分野で新製品が出ること自体、うれしくなりました。
http://www.mod54.com/about.php



2014年1月25日土曜日

写真展めぐり

このブログで紹介された写真展、そのほかを巡ってきました。
 
1 田町のPGI
主目的はマットカッターの替え刃を買うことでした...
今道子の写真は生理的にあまり好きになれないのですが、展示してあると怖いもの見たさの気持ちが勝ってしまいます。 今回の展示は、より直接的に死のイメージが強くなっているようです。
 
都営地下鉄を大門で乗り換えて六本木。
 
2 六本木アクシスビルの倉又階段を上がり、タカ・イシイギャラリーの山元彩香展へ。
 
どこかコミュニケーションを拒否するような、寒色に統一された女性たちのポートレートでした。 オリジナルファインプリント氏が激賞するように人気が出そうですね。  赤い糸をくわえた少女の横顔が印象に残ります。
 
 

3 ミッドタウンまで歩き、富士フイルムのコレクション展とウィン・バロックの展示。
これだけ充実した写真をコレクションし、写真文化の発展に力を入れている企業であれば、バライタ紙をディスコンにしないでほしかった、と、つい考えてしまいます。


4 西麻布までてくてく歩き、ギャラリーE&MのMonochrome展
ぎっしりと展示された「夜」をテーマにした作品群は圧巻でした。 出品者の大部分がギャラリーに会した写真にも驚きます。


ギャラリーを 辞して渋谷にたどり着くと4時近く。 さすがに少し歩き疲れました。

2014年1月24日金曜日

スッカン沢

栃木のちょっと変わった名前の所の撮影に行ってきました。
スッカン沢、矢板から山道を抜けて塩原に向かう途中にあります。
冬季通行止めのため手前から入り山の雪道を歩いてライテイの滝を撮影
行きは下りなので30分強で滝に到着、帰りは疲れもあって90分もかかってしまった。
予定ではスッカン沢の氷柱を撮りたかったのですが今回はあきらめました。

2014年1月23日木曜日

ギャラリーのはしご

フジフィルムでウイン・バロック、銀座ライカギャラリー、銀座ニコンサロン、リコーイメージングスクエアでアンセル・アダムス
シャネルホールでサビーヌ・ビガール、ギャラリーバウハウスでディアドルフ写真展、計6か所を観て回った。

ウイン・バロック、アンセル・アダムスを観てファインプリントの美しさを改めて感心し
ライカギャラリーでライカモノクロームのサンプル出力を見てフィルムの方が良いと感じ
シャネルホールで独特な表現の人物像を鑑賞
ディアドルフ写真展では8×10の緻密なプリントを鑑賞

アダムスのプリント8×10(アラン・ロスのプリント)が額付で63.000円で販売されていました。

明日、早起きできたら栃木に撮影に行ってきます。

2014年1月19日日曜日

山元彩香さん作品展の案内

山元彩香さん作品展の案内

この度、私の知り合いの作家が個展を開催することになりましたのでご紹介したいと思い、このような案内をお知らせしています。

 この作家は山元彩香さんという神戸在住の若い女性作家で、頻繁にヨーロッパへ通い、現地の女性を中判カラーフィルムで撮影しています。
 元々は油絵をやっていたそうです。その作風はストレートですが絵のような作品で、その色彩感覚とシュールなイメージは目を見張るものがあります。
 私が山元さんと知り合ったのは、彼女が荒木経惟さん選で写真新世紀佳作になった際、私が山元さん作品のコレクションを始めたことがきっかけです。
  その後7年くらい地道に活動した結果、近年飯沢耕太郎さん選により東川のポートフォリオレビューで準グランプリを獲得し、この度メジャーなギャラリー(タカイシイギャラリー六本木)で個展が出来るようになった次第です。
 彼女の作品は、自分の作風を変えずに活動を続けたことが成功につながったと思います。やはり作家活動は、どんなに苦しくても続けることが一番大切であり、また難しいことでもあるのではないでしょうか。これまで何回か作品を拝見させてもらいコレクションさせていただきました。毎回同じような作品と思われてきたようですが、私には確実に少しずつ完成度が高まっているように感じていた次第です。
 
 
 今回ゾーンシステム研究会では、シュールレアリスム系画家の方をお招きしてレクチャーを開催することになっています。この作家もある意味、シュールレアリスムの要素をも含んだ作品と言えます。大変お忙しいとは思いますが、お時間が空けられましたらぜひ見に行ってあげていただけないでしょうか。

 とても素晴らしい作風なので、作品は恐らく今後内外で売れて行くことと思います。
本格的なコマーシャルギャラリーでの個展としては初めてですので、まだそれほど高価ではありません。また、写真作品としても、絵画や版画に準ずる作品としても飾れる作品です。
もし気に入りましたら、ぜひ作品の購入もご検討いただけると幸いです。
(大きな作品は高価ですが、小全紙くらいの作品が手頃価格で良いかと思います。
なお、作品は引き伸ばし機によるカラーネガからの銀塩プリントです。)

写真展は既に始まってまして、詳細は以下ギャラリーHPを参照してください。
(2月8日(土)まで開催されてます。)
http://www.takaishiigallery.com/jp/archives/10012/
山元彩香 「Nous n’irons plus au bois」
会期: 2014年1月11日(土)- 2月8日(土)
会場: タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム(東京・六本木 AXISビル)