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2020年10月14日水曜日

Gallery Y

ゾーンシステム研究会のメンバーが時々グループ展を開かせていただく、つくばの Gallery Y を訪問しました。現在は”-shirt”という個展を開催中です。

ビルの2階で、予め展示内容を知っている人が訪れるようです。

衣服についてはあまり(というか全く)知識もないのでうまく表現できませんが、既存の常識にとらわれないというモノづくり(縫製もすべて自分で行っているそうです)にははっきりとした自己主張があります。https://designlablights.com/

現在は世界的なブランドになっているデザイナーもこんなところから出発したのかな、などと想像してしまいます。実用品の枠を超えた立体作品として鑑賞しました。


ギャラリー入口。

ディスプレイ用の枠も自作だそうです。

素材や工法を組み合わせることで、既存のシャツというイメージを超えた何か、になっています。

2020年9月30日水曜日

The Base Point

研究会の写真展も11月から始まるので、印画紙などを買い求めに神田のThe Base Pointへ。このお店は6月にオープンしていたのですが、今回初めてです。

常用のEagle VCFB 半切サイズの在庫を予め電話で確認しておきました。場所は神田駅から徒歩数分の至便な場所です。

入口は売店、いやバイテンのカメラが目印。

併設のギャラリーでは写真展を開催しています。ハガキの上に置いたのはオマケでもらったバッジです。

路面店なので明るく、とても入りやすい雰囲気です。 銀塩写真の復活が進むことを祈りつつ後にしました。






2020年9月1日火曜日

ファインプリント展 撤収

  8月26日にオープンした「ファインプリント 銀塩写真の魅力」展も31日で最終日となりました。コロナに加えて猛暑という悪条件のなかで、来場いただいた方も例年の数分の一という結果になりましたが、それでもありがたいことに数点のプリントをお買い上げいただきました。

 写真をコレクションすることはまだあまり一般的とは言えないでしょうが、気に入ったイメージを手元において愛でることはやはり楽しいことです。のみならず、出展した人の励みにもなります。

 時節柄オープニングパーティも打ち上げもできませんでしたが、また来年も開催したいということになりました。



2020年8月25日火曜日

ファインプリント展開催

 4月の開催予定が緊急事態宣言で延期となった「ファインプリント 銀塩写真の魅力」展が開催の運びとなりました。展示準備は換気を良くしたために、都内上空を頻繁に飛ぶことになったジェット機の騒音を聞きながら行いました。

多くの方に見てもらいたいのですが、はたしてどうなりますか・・・

2020年6月19日金曜日

アサヒカメラ休刊

つい先日、アサヒカメラの休刊を知り、発売早々に入手しました。
休刊の理由には広告費の激減も挙げられていましたが、この号をみるかぎり、ほとんどカメラの広告が載っていません。一雑誌の終焉というよりは、フィルムかデジタルかを問わず、カメラ業界そのものの退潮を象徴するようです。少なくとも35年前、「カメラ毎日」のHelloGoodbyeのときには想像できなかった状況です。
最後の特集は「構図は名作に学べ!」 アダムスの作品も例に取り上げられています。
日本の写真の「本流」ともいえた存在が消えることに寂しさを感じると同時に、もっと自由な写真の楽しみ方が広がっていくよう期待したいところです。

2020年5月26日火曜日

現像液

永年使ってきた印画紙用現像液「中外 マイ・ペーパーデベロッパー」のストックが尽きたので注文しようとしたところ、なんとディスコンになっていました。しかし「後継品があります」という表示につられてみると、メーカー名は違うものの、同じような「Silverchrome BW paper developer」がありました。
さっそく取り寄せてみると、ボトルの形も使用方法(希釈率など)も同じです。多分銘柄だけが変わったのだと思いますが、なかなかむずかしいご時世ですね。

2020年4月26日日曜日

アンセル・アダムスの記事 2

ゴールデンウィーク(NHK辞書では大型連休)改めステイホーム週間となり、外出もためらわれるご時世ですが、先週の記事に続き、日経ではアダムスが取り上げられています。今回は自然保護活動やマンザナー収容所などのエピソードが主となっていますが、2回で終わるのは大変もったいない内容です。

今回大きく取り上げらているのは「月とハーフドーム」ですが、手元にある8×10のスペシャルエディションと並べると、原寸で印刷されていることがわかります。(新聞印刷の方が黒が締まって見えますが、これは額に入っているアクリルのせいです。)
新聞の複製を改めて眺めると、いままであまり気にしていなかった右手前の闇に浮かぶ樹々もコンポジションとして極めて重要だと気付きました。

紙面で最後に紹介されているのはゆで卵や牛乳瓶を撮った「静物」。さすがに殻のついた卵と剥いたものの質感の違いを新聞で再現するのは少し厳しいようです。

LensWorkのBrooks Jensen はPhotographing at Homeと題したブログで、歴史上重要な写真作品の多くは自宅で撮影されたもので、身近な人やものを観察して作品にすることは、パンデミックの時に限らず常に大切なことだ、と指摘しています。
https://vimeo.com/405170335/4bbcb4523a


2020年4月23日木曜日

アダムスの命日

後から気が付いたのですが、今年の4月22日はアンセル・アダムスの没後36年にあたりました。仏教でいうところの三十七回忌ですね。

アダムスが亡くなった1984年にはもちろん民生デジタルカメラは存在していませんでしたが、ソニーがスティルビデオを発表したのは1981年でした。当時はフィルムのいらないカメラとして話題になりましたが、アダムスは来るべき電子画像の時代を予見していたとしても不思議はありません。
The Negative の序文(1981年)には「私は新しいコンセプトとプロセスを心待ちにしています。電子画像が大きく進歩することを信じています。それは固有の特徴を持つでしょうが、アーティストや職業写真家は理解し、コントロールするように努力するでしょう。」と書いています。


ところで先日、サフィ・バーコール著「ルーンショット」という本を読みました。(三木俊哉訳 日経BP)経営戦略の本で、写真とは直接関係がないのですが、興味深いことに、アダムスも登場します。
ポラロイドを発明したエドウィン・ランド博士とアダムスの交友は有名ですが、ランドは誰よりも早く、軍事技術としてのデジタルカメラ技術に注目していたというのです。だとすると、アダムスは私たちの想像以上に電子画像技術に詳しかったのではないか、そんな空想も膨らみます。

2020年4月20日月曜日

アンセル・アダムスの記事

4月19日(日)の日経朝刊にアンセル・アダムスの記事が載っているという情報を会員のKさんから聞き、あわててコンビニに走りました。新聞を一部だけ買うのに初めてクレジットカードを使いました。

記事は「美の粋」という両面見開きのシリーズで「偉大なる風景写真 アンセル・アダムス(上)」。記者はカリフォルニアのカーメルにあるアダムスの暗室まで取材するという、近年まれな本格的な紹介です。有名な「ヘルナンデスの月の出」を例に、アダムスがいかにプリントづくりに時間とエネルギーを使ったかをていねいに書いてあるのでとても参考になります。

そういえば4月18日の朝日書評欄では「永遠のソール・ライター」が取り上げられ、評者はアプリなどによって「写真」が「光の絵」であることを多くの人が認識するようになっていると指摘しています。
日本ではドキュメンタリーが写真の本流という意識がいまだに強いようですが、テクノロジーによってそのような傾向も変わってくるのでしょうか。

研究会の有志でアダムスの暗室を訪れたのは2005年のことで、もう15年も経ちました。新聞で見る限り今も変わっていないようです。
日経の来週の記事が楽しみです。

2020年4月1日水曜日

ほぼ無観客展示

研究会とは関係のない写真展ですが、職場のOB会写真展に参加しました。
会期直前に自粛要請などがあり、案内を出した方々にもあわてて連絡を取るなどしましたが、結局は主催者もほとんど在廊しない状態での開催となりました。


今日の撤収日に数えると、それでも数十名にはご来場いただいたようです。
同じ会場ではこのさきGW過ぎまでの展示はキャンセルとなっています。

なんとも異例ずくめの写真展でした。

2020年3月28日土曜日

会員Mさんのご逝去

昨日、ゾーンシステム研究会でも最古参といえるMさんが突然亡くなったというお電話を受け、慌ててご自宅に伺いご焼香しました。
最古参とはいえ70歳そこそこで、本当に早すぎます。

Mさんは細身のお体でエネルギッシュに世界中を旅し、写真を撮ることをなにより楽しみにしておられました。そのしなやかな視点にはいつも新鮮な美しさが宿っています。

数年前に譲っていただいた写真は拙宅のリビングに置いて楽しませていただいているのですが、改めてお花と共に飾って故人を偲んでいます。

2020年3月22日日曜日

静かな花見

東京では史上最早の桜開花ですが、人混みを避けて近所の川沿いを歩いてみました。例年は多い外国人も今年はほとんど見かけません。
撮影は手製の612カメラですが、三脚の代わりにキャリーカートに取り付けてみました。さすがに不安定で少しでも触るとぐらぐらしますが、レリーズでシャッターを切れば一応実用になります。街中で三脚を使うとうるさく言われることが多いので、すこしでも目立たないようにするための工夫です。水平を出すためにはレベリングユニットを使っています。
この612カメラは昨年、海外旅行のために自作したのですが、ファインダーも適当だったので改めて15mm用のビューファインダーを中古で奮発しました。ぶらぶら歩きながら1本6コマ撮影し、早速かえって現像しました。





2020年1月16日木曜日

3→2→1→4

年が明けてからしばらくたってしまいましたが、今年のギャラリー巡りは銀座3丁目から始まり、2丁目、1丁目へ進んで四ツ谷に向かいました。

銀座3丁目 キヤノンギャラリー銀座 近藤太智写真展 「フランス・イギリスの橋を旅する」(1月15日まで 2月に大阪で展示)
築百年はざらで、中には二百年もあるヨーロッパの鉄の橋を旅した写真展です。5千万画素のカメラでとらえた構造物を巨大なプリントに仕上げてあると迫力もさることながら、時の流れもリアルに感じることが出来ます。

銀座2丁目 写真弘社ギャラリー・アートグラフ 「デジタルモノクロームの世界」展
(1月16日まで)
国内で唯一ラムダによりバライタ紙にデジタルデータをプリントすることが出来るそうで、豊富な作例が並んでいます。使用できる印画紙は専用で持ち込みはできないということでした。デジタルネガも不要で、大伸ばしもできるのが魅力ですが、お値段も結構なもの。
キャビネサイズのテストプリントは半額で受けてくれるので、いつかは試してみたいと思いました。


銀座1丁目 富士フォトギャラリー銀座 小木曽光利 「8000m峰 14座」展
(1月16日まで)
大先輩の個展です。70歳を過ぎてから8000m級の山々の撮影に挑戦しているのには頭が下がります。
四ツ谷 ポートレートギャラリー 水谷たかひと「PRELUDE」展
(1月22日まで)
「スポーツ報道写真展」とあるので、観る前から想像がついてしまうのですが、誰もが知っているスーパースターの決まりポーズだけではなく、プレーに臨むアスリートの緊張感なども表現しています。タイトルに「報道」の文字を入れないといろいろ制約もあるそうで、写真の技術とは無関係な奥深いこともあるということでした。今年はオリンピックイヤーで、報道席カメラの白黒対決にも興味がわきますが、この世界ではまだミラーレスの出番はないそうです。

で、一日の終わりは少し遅めの新年会(研究会ではありません)となりました。

2019年12月2日月曜日

雨宮一夫 PLATINUM/PALLADIUM

たびたびお邪魔するモノクロームギャラリーレインで雨宮一夫展。今年の締めくくりは新しい技法で奥行き感を出そうと試みた作品群だそうです。
何気なく見過ごしてしまうようなものにも、具象と抽象のはざまをみるような面白さがうかびあがってきました。

 偶々訪れたときにはクラシックカメラを愛する方もいて、カメラ談義も楽しむことが出来ました。

2019年12月1日日曜日

ギャラリートーク

11月30日は抜けるような快晴。
午後からギャラリートークを行い、静物撮影の得意な人、自然の風景に込めた思い、そして今年のお題である都市の撮影など、それぞれの苦労話、裏話をたのしくかたってもらいました。





2019年11月28日木曜日

オープニングパーティ

11月28日にいよいよ写真展が開幕。夕方にはパーティに多くの方がおいでいただきました。

会員から恒例の差し入れに貴重なお酒をいただき、これはあっというまにカンバイしました。




2019年11月27日水曜日

写真展準備完了

研究会最大のイベント、今年の写真展の展示が完了しました。
いよいよ明日が初日です!
多くのご来場をお待ちしています。

最後の最後まで仕上がりのチェック!


展示順序の確認


水平出しはプロの仕事


入り口の看板もできました。

追記
会場に「撮影・シェアOK」の掲示をしました。
最近のトレンドですね。


2019年11月26日火曜日

浜松町と目黒の写真展

浜松町(竹芝)の東京パブリッシングハウスと目黒のJam Photo Galleryで写真展を観ました。どちらも初めてお邪魔する所です。

北代省三 大型カメラの世界(東京パブリッシングハウス)
バブルのころはナイトクラブだった建物をリノベーションしたという広大な空間に、北代省三のヴィンテージプリントがややひっそりと展示してあります。
北代の展覧会は何回か観ましたが、今回は現代カメラ新書『大型カメラの世界』の原稿用に撮られたものだそうです。
アオリの作例に新宿の高層ビル群がありますが、京王プラザ以外には2~3棟しかなく、広大な空き地が広がっています。70年代初期の風景にみとれてしまいました。
お手製の8×10ピンホールカメラも展示してあり、興味は尽きません。



山手線でさきごろ線路をつけかえた高輪ゲートウエイ駅を通り過ぎ、目黒で降りてJam Photo Galleryの 千代田路子「探険記」展へ。知人から「ぜひ見るべき写真」と紹介されたのです。
ハーレーダビッドソンのカスタム工房で撮られた金属や切粉などを見ていると、オイルの焼けたにおいが鼻の奥によみがえってきます。このイメージ喚起力は白黒写真のだいご味でしょう。
ステートメントによれば作者はJ.G.バラードが愛読書だとか。なかにはCrashを思い出させるポートレートもあります。
確かな造形力に裏打ちされた素晴らしい写真でした。